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by aru-henshusha

戦場で日本人が死ぬということに、日に日に鈍感になっていく自分がいる。<ヒトリゴト。9>

斎藤さんは、やはり死亡してしまったのだろうか。

「映像見て兄と確認」 斎藤さんの弟がコメント(exciteニュース)

一部の報道では、ほぼ間違いないという書き方の記事も出てきた。

ネット映像の男性、斎藤さんとほぼ断定(YOMIURI ON-LINE)

記事を読む限りでは、そうである確率が、かなり高いという印象を受ける。

それにしても、このニュースを見ても、いまの僕はほとんど驚きを感じていない。

彼が、死の危険と隣り合わせの、民間軍事会社の人間だからだろうか。
あるいは、第一報を聞いたときから、彼の死をうすうす予感していたからだろうか。

いや、理由は多分、それだけではない。

戦場で日本人が死ぬということに、日に日に鈍感になっていく自分がいる。
それは、ある意味、「国際的」な感覚になったと言えるのかもしれない。
イラクで自衛隊から死者が出ることになっても、もう僕は驚かないだろう。

でも、そうやって「戦争」と「死」に慣らされていった先に何があるのかを考えると、僕の心はかろうじてまだ恐怖を覚える。

うまく言えないけれど、その感覚だけは、忘れてはならないように思う。

続報(ともにexciteニュースより)
本人と考えざる得ない 斎藤さん「死亡」映像
<イラク邦人拘束>斎藤さんとほぼ断定 外務省幹部
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by aru-henshusha | 2005-05-28 21:04 | 不定期なヒトリゴト。