著者と編集者は、「ヤル」べきか?
2005年 10月 14日
・第7回 編集者とは寝るべきか(前編)
・第8回 編集者とは寝るべきか(後編)
まあ、あまり結論めいたことは書いていないのだけど、ようは著者のなかにも編集者と肉体関係をもてるタイプ・もてないタイプがいて、内田氏は意外にも(といっては失礼か)後者らしい。
僕は正直、著者が編集者と「ヤル」ことが、作品にどういう影響を与えるのかはわからない。
それがいい影響を与えるのなら、好きなだけヤレばいい。
でも、実際どうなんでしょうね。
僕は、もし自分が著者とそういう関係になってしまったら、仕事がかなりヤリづらいと思う。
たとえば、さっきまでセックスしてた相手を前に、
「読者のことを考えたら、この章をもっと書き込んでもらいたいんですが……」
とか、
「見出しなんですけど、もっと<強い言葉>を出しませんか?」
なんてことを提案するだなんて。
(考えただけでも、恥ずかしいし、滑稽だ)
僕はそこまで切り替えがうまい人間ではないので、きっと仕事がグダグダになるだろう。
まあ、文芸あたりは、そのグダグダから作品が生まれたりするのかもしれないけど。
(なお、幸か不幸か、僕はいまの会社にうつってから、男性の著者としか仕事をしていないし、いま進めてる企画もすべて著者は男性である)