ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

最近の出版界で流行している7つのキーワードで、「最強のタイトル」をつくってみた。

最近出された本(実用書とかビジネス書とか)を注意深く見ると、<流行のキーワード>がいくつかあることがわかります。

なかでも、多用されている7つのキーワードを抽出。
それらを組み合わせれば「最強のタイトル」ができるのではないか、と思ったのが、この記事を書いたキッカケです。

*あくまでネタなんで、本気にしないように。

キーワード1:図解
例:図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
売れた本を「図解化」でリミックスすれば、もう一稼ぎできるんじゃねぇ?、という考えがあるかどうか知らないが、最近流行っている手法。だったら、もとから図解しろよという声も。

キーワード2:世界一
例:細野真宏の世界一わかりやすい株の本
「世界一受けたい授業」というTV番組の影響があると思う。
「世界一やさしい」「世界一カンタンな」などという利用法が多い。

キーワード3:萌え
例:萌え経済学
「もえたん」あたりから、ブームが始まったんだっけか?最近は落ち着いた。

キーワード4:株で**万円儲けた
例:毎月10万円は夢じゃない!「株」で3000万円儲けた私の方法
株本は最近強いです。とくに「**万円儲けた」「*億稼ぐ」と金額を出すタイトルが多い。
ほんとにそんなに儲かるの?

キーワード5:頭がいい人
例:頭がいい人、悪い人の話し方
とりあえず「頭がいい人」ってつけておけば、<使えそうな本>に見えるんだよね。
そんなに頭がいい著者ばかりではない、という話もあるが。

キーワード6:すごい
例:すごい会議
今いちばんイキがいい言葉。編集からすれば、これほどつけやすいタイトルもない。
ちなみに、本の中身が「すごい」かは別の話。

キーワード7:日本語
例:問題な日本語
まあ、日本語にかんする本は、未来永劫手を変え品を変え、出続けるでしょう。
忘れたころにヒットが出るテーマ。

さて、これら7つのキーワードをあわせた「最強のタイトル」がこれ。

『<図解 世界一萌える!>
株で3000万円儲けた頭がいい人のすごい日本語』


もう、なんの本だかわからないっつーの。


c0016141_13232365.jpg・追記

貧相なWebノートさんに、表紙画像を作っていただきました!

いや、これは最高。
最高に、何の本だかわかりませんね……

シャレがわかる出版社、作ってくれないかなぁ。

*「この本、どこに置くんだよ!」って、速攻でボツりそうですが。


*この記事の続編です
最近の出版界で流行している7つのキーワードで、「最強のタイトル」をつくってみた。 第2章
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by aru-henshusha | 2006-03-17 10:41 | 本・出版