新潮社(?)の校閲集団は、とにかくすごいらしい。
2006年 10月 31日
(ただし、老舗文芸出版社で「パンダ」といえば、あそこしかないよね……)
校閲はすごい!(パンダのため息)
順序が前後しますが、そもそも「校正」と「校閲」って違うんですよね。
パンダ舎は、営業はまあまあで、編集はたいしたことない。
けれども、パンダ舎が本当にすごいと誇れるのが、
「校閲部」。
これは作家の方々にも定評があります。
まあ、ほぼ間違いなく「日本一の校閲集団」でしょう。
(中略)
しかもそれぞれの校閲者が凄腕ぞろい!
小説なんかで、
「この時間に満月がこの方角にあるのはおかしい」
「この時代には、こういう髪型は流行ってなかった」
なんてチェックは当たり前。
すぐ上のリンク先にもあるように、「校閲」って内容的な赤字を相当入れるんですよね。
だから、出版社のジャンルにもよりますが、基本的にはあらゆる知識が必要とされる職種なんです。
そういう人材がそろっているのは、さすが新潮社(たぶん?)というべきでしょうか。
ちなみに、中小版元の場合は校閲部などなく、各担当編集者が自分で校閲(というか校正?)したり、外部の校閲(校正)者に投げることが多いと思います。
僕自身も、いまだ「校正」レベルの赤字を入れることがほとんどですねぇ……