ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

気がついたら、「一人一人」を「一人ひとり」と書くクセがついてたよ。

「あ、オレもそう書く」という編集者は少なくないと思うのですが……

「一人一人」と「一人ひとり」とは、どう違うのですか?(大修館書店:漢字文化資料館)
「ひとり」の場合、ごくごく一般的に申し上げれば、よく使われる書き表し方は、「ひとり」とひらがなで書くか、「一人」と漢字で書くかの2つになるでしょう。どちらで書いても、間違いというわけではありません。
それが「ひとりひとり」となると、選択肢は一気に増えます。すべてひらがなで書くか、すべて漢字で書くかに加えて、「一人ひとり」と「ひとり一人」が加わるからです。この4つの中からどれを選ぶかは、各人の好みや、その場その場の状況判断によって変わってくることでしょう。
たとえば、「一人一人確認する」と書くと、漢字が6つも続いてしまって、見た目が堅苦しく感じられるかもしれません。そこで、「ひとりひとり確認する」と書こうとすると、今度はひらがなが6つ続いてしまって、なんとなく幼く見えてしまうのが気になるかもしれません。そんなときに、「一人ひとり確認する」と書いてみてどうやらやっとこさ落ち着く、という場合もあるようです。
一般の方からすると、こういうコダワリには大した意味がないと思うかもしれません。
いや、実際、編集者の独りよがりなのかも、と思うときもあります。

とはいえ、字面(じづら)にこだわるのは、編集者の習性みたいなものですからねぇ。

僕自身は、昔いた会社でこの「一人ひとり」という表記を仕込まれました。
会社を移っても、その表記法はいまだ変えずにいます。

思えば、あの会社で身についたのは、その程度のことだけだったのですが……
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by aru-henshusha | 2006-11-11 01:46 | 名言・言葉