ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

いちばん誠実な対応は何かを考えた結果、記事を「残す」ことに決めました。(追記アリ)

先日、当ブログの記事に対して、ある方から「記事を消せ」というコメントをいただきました。

*該当記事:本をつくるなら、お金のことはきっちりしよう。
(コメントもふくめてご覧ください)

正直、ビビりましたよ。
今まで批判的なコメントをいただいたことは幾度もありましたが、「記事を消せ」とまで書かれたのは初めてなので。

コメントを受けて、僕は該当記事を読み返しました。
ですが、この記事を「消す」必要は、どうしても僕には感じられませんでした。


該当記事にも書いたように、今回の騒動において、僕は何が本当で何が嘘なのかはわかりません。

だからこそ、あくまで一般論として、「出版において、最初に<お金のこと>をはっきりさせる大切さ」について書いたつもりです。
(インターネットの掲示板やらSNS発祥の書籍が増えている現在、それは、ますます重要になっている事項でしょう)


そのような経緯をふまえると、今回の記事は、コメント欄で言われた「営業妨害」にはあたらないと考えています。

また、出版関係者の視点で言えば、発売前にどんなかたちであれ話題になるということは、むしろ販促効果さえあるのかもしれません。
(それを僕が狙ったわけではないし、正直、この本を応援する気もありませんが)


もちろん、僕がこの記事でリンクした情報が、一方的なデマである可能性も否めません。

けれど、もしそうであったとしたら、僕自身がそういうデマに惑わされた大バカ者であるという「証拠」を残しておきたいんですよね、個人的に。


もしも記事に間違いがあったとき、「間違いだから、消す」というより、「間違いだからあえて残し、そこに正しい情報を追記する」。
そういう方法がブログのマナーとしてどうなのかわかりませんが、僕としては、ひとつの誠実な対応のあり方だと思っています。


というわけで、該当記事は「残し」ます。
ただし、いつの日か(客観的に見て)「真実」と思える情報を得たら、すみやかに追記いたします。


それにしても、改訂すべきときに、容易に改訂できるのがインターネットの利点ですね。
書籍では、なかなかこうもいきませんので。

*追記
僕がこの件で2ちゃんに書き込んでいるというコメントがありましたが、そのような事実はありません。
そもそも、騒ぎを大きくする気がないのと、騒動から距離をとりたいという意味もこめてこの一文を書いたわけですし。

各種掲示板などで「ある編集者」を名乗る輩は、僕とは無関係だと思ってください。
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by aru-henshusha | 2006-12-03 00:46 | ネット・コンピュータ