パクるな、危険!
2005年 02月 03日
というわけで(どういうわけだ)、最近、オレンジレンジのパクリ疑惑が、よく取りざたされています。
■ [music]オレンジレンジの盗作総まとめ。
もっとも、もはや「疑惑」の段階じゃないですけどね。
本人たちもパクリ礼賛のコメントを出してますし。
まあ、音楽界のパクリはおいといて、出版界のパクリの話をします。
この世界でも、これまで数々の盗作騒動は起きています。
そして、ついに僕の身近でも、パクリが起きてしまいました。
知りあいの編集者・Aさんが製作中の本に盗作が発覚し、出版中止になってしまったんです。
何でも、原稿整理中に参考文献と比較していたら、まったく同じ内容・文章の項目がボロボロ見つかり、著者に問いただすと盗作を認めたのだとか。
しかも、その著者、「前科」があって、そのときは編集者が丸々書き直して事なきを得たらしいです。
まあ、そんな著者に、二度も原稿頼む出版社もどうかしていますが。
(しかし、こういう著者の情報は、業界で共有できないんですかね。またどこかで、やるでしょう)
それにしても、パクリに気づかず出版していたら、かなりの高確率で問題になったでしょうね。当然、本も回収されるわけで。
Aさんには悪いけれど、出版する前に気づいただけよかったと言えるでしょう。
何はともあれ、「パクるな、危険!」です。
そのわりには、オレンジレンジはのほほんとしていますが……
音楽界って不思議。