世界一、「人がいい」のはどこの国?
2007年 02月 27日
図録▽人のよさの国際比較(世界価値観調査)
日本人は人がよいとよく言われる。それでは、世界各国と比較してどうなのであろうか。ちなみに、同じ国の中でも、「人のよさ」には地域差がありそうです。
世界数十カ国の大学・研究機関の研究グループが参加し、共通の調査票で各国国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」が1981年から、また 1990年からは5年ごとに行われている。各国毎に全国の18歳以上の男女1,000サンプル程度の回収を基本とした個人単位の意識調査である。
(中略)
対象国は世界60カ国であり、「信用できる」という回答比率の高い順に、デンマーク、スウェーデン、オランダ、フィンランド、中国、イラン、インドネシア、日本、アイスランド、インド、(中略)アルゼンチン、スロバキア、南アフリカ、ポルトガル、ジンバブエ、ペルー、ルーマニア、フィリピン、ウガンダ、タンザニアとなっている。
「信用できる」という回答比率は、デンマーク以下、北欧諸国及びオランダが上位4位を占めているのが目立っている。これに中国、イラン、インドネシアといった途上国が続き、日本は第8位である。日本から以降の国は、「だいたい信用できる」より「用心するにこしたことはない」の回答率が上回っている。
*以前書いた記事→世界一親切なのはニューヨーカー、じゃあ日本一親切なのは?