ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

ライターはなぜ、締め切りギリギリに原稿をあげるのか?

それは、締め切り間際にならないと書き出さないから、といった単純な話ではないようで。

ライター仕事の処世術(ジュブナイルポルノ作家わかつきひかるのホームページ)
納品は締め切りの直前。早くても数日前。それがライター仕事をうまく回すコツです。
どうしてかというとですね。発注者側の心理です。
コイツは筆が早いな→じゃあ、発注が遅れてもいいな→締め切りギリギリの発注
ライターの立場では断れませんから、ムリして仕事をするはめになり、徹夜だとか三時間睡眠とかを繰り返し、苦しくなってこぼれていくわけです。
う~ん、そうなんですか。

僕も「発注者側」の人間ですが、単行本ばかりつくっているので、「締め切りギリギリの発注」という概念があまりありません。
というか、余裕をもってお願いしても、締め切りに遅れる人が少なくない世界なのでねぇ。

そういう意味では、「早く原稿をあげる著者」をありがたがりはしますが、あまりムチャな発注はしないようにしています。

急いで書かせて質の悪い原稿を無理やりゲットしたところで、リライトに手間がかかったり、そのまま市場に出してほとんど返品されたりしては、けっきょく自分自身が困るので。

もっとも、雑誌の編集者には、また違ったロジックがあるんでしょうけれど……
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by aru-henshusha | 2007-06-21 14:26 | 本・出版