ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

分厚い本は「力作」、変な本は「問題作」、話題になってなくても「話題作」。

同業者の方々、痛いところをつかれましたね……

【HR】 世界を震撼させた驚異の一日とは!(MORI LOG ACADEMY)
TVのコマーシャルなどに多いのだが、「どれだけ安くなるかご存じですか?」というような「投げかけるだけの」キャッチコピィが多くなった、と思う。コマーシャルを最後まで見ていても、どれだけ安くなるのかはわからない。最後まで見させるために謎を投げかけているのかもしれない。これは、小説でいうと、オビに「これこそ空前の大トリックか?」みたいなふうに書くようなもので、中身を読んでみたら、「いいえ、違います」ということがわかる仕組みであってもアンフェアではない。「?」があったじゃないか、と週刊誌の見出しみたいなものだと言い訳できる。これと似ている。
(中略)
小説のオビでいくと、分厚い場合は「力作」、もっと分厚いと「超大作」、ちょっと変なときは「問題作」、もう少し変なときは「異色作」となる。「話題作」というのは、どこで話題になっているのか。本が出るまえに話題になるのは、つまり編集部のことだろうか。それとも、作品に関係のないことが話題になったのだろうか。
ビジネス書で言えば「初めて明かす」とか「必ず儲かる」、「ビジネスパーソン必読!」なんてのも具体性のないコピーでしょうか。

理想論かもしれませんが、「他の本とは取り替えようのないコピー」をつけたいものですね……
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by aru-henshusha | 2007-08-08 02:53 | 本・出版