ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

「動物チラリズム」で再確認した、<名づけ力>の大切さ。

c0016141_1302021.jpg最近、同じエキサイトブログで開設されている、

動物チラリズム(カメラ目線動物写真ブログ)

というブログが書籍化された。

動物チラリズム―趣味は人間観察ですけど…?

リンク先を見ていただくとわかるけど、動物を「カメラ目線」で撮影することをテーマにしたブログ(および本)である。

遅ればせながら僕も本を読んだのだけど、なかなか面白い。

でも、個人的には、「カメラ目線の動物の写真」が面白いというより、その写真に添えられたコメントが面白いのだ。


たとえば、なぜか箱に入っているヤギをとったこの写真。

ヤギ(福岡県大牟田市動物園)

ヤギのポーズポーズにコメントがついてないとしたら、その面白さは半減すると思う。


このコメントによる面白さの底上げを、僕は<名づけ力>と呼びたい。
(いや、べつに「見立て力」でも「コメント力」でもいいのだけど)
タイトル、見出し、キャプションを駆使して、もっともっと面白くしようとする力。

この力って、つくづく編集者には必要だな~と思う。


別に素材(写真だったり文章だったり)の「味」をごまかすためではなく、
それをより引き出すために、日々、面白く、新しい「名」をつけるのが、
僕らの仕事の大事な一部だと思う。
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by aru-henshusha | 2007-09-26 01:57 | 本・出版