ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

カテゴリ:ネット・コンピュータ( 247 )

昨日、かねてから告知していた、当ブログの「訪問者200万人突破記念オフ会」を実施した。

参加していただいたのは、同業者の方々、ライター、翻訳者、
経営コンサルタント、弁護士秘書、メーカーの方などなど。
仕事の内容も年齢にも幅がある12人で酒を飲み、楽しい一夜になった。


ところで、オフ会の中で、ある方からこんな質問を受けた。

ある編集者さんは、なぜオフ会をやろうと思ったんですか?

言われてみて、少々困った。

正直、「ブログの節目に何かをやってみたい」という単純な思いが発端なのだけど、
同時に、それだけではないような気がして、オフ会が終わったあとも、一人帰り道で考えていた。

今から書くのは、そこで考えて出した、一応の結論である。


学生時代、出版社を中心に就職活動をしていたころ、
訪問した会社の説明会で、こんなことを言われたことがある。

「編集者の名刺さえあれば、あなたたちは、たいていの『会いたい人』に会えるんです」

むろん、就職した会社の得意とするジャンルにもよるけれど、
この言葉はおおむね間違っていないと思う。

少なくとも、「本を出しませんか?」の一言で、
(結果、断れることはあっても)たいていの人に面会を申し込む理由にはなる。

その意味で、僕ら編集者は「普通なら会えなかった人」に会い、それを仕事をしている。


けれど、思うのだ。

「普通なら会えなかった人」というのは、べつに、本を出すような作家や学者、
芸能人や経営者だけじゃないよなと。


昨日、僕がオフ会でお会いした方々も、「普通なら会えなかった人」ばかりである。

同業者であっても、編集する本のジャンルが違えば、なかなか会う機会がない。
他の職種であれば、なおさらだ。

今回、オフ会を開かなければ、一生、交わることがなかった方たちかもしれない。


「普通なら会えなかった人」が多く集まる機会で一般的なのは、趣味のスクールなどだろう。

仮に僕がテニスをやっていたり、陶芸をやっていたりしたなら(どちらも柄じゃないが)
休みの日に、得がたい人との出会いがあったかもしれない。

でも、「趣味は読書。(orブログ。)」の僕としては、一番身近なのがオフ会である。
開催の手間は少々かかるけど、この機会は大事に生かしたい。


僕自身が「普通なら会えなかった人」に会えるのも嬉しいけど、もう一つ嬉しいのは、
「普通なら会えなかった人」同士が楽しんでいる姿のを見ることだ。


普段一堂に会さないだろう、経営コンサルタントと弁護士秘書とコピーライターが、
うちのブログのバカ記事を肴に、しょうもない話で盛り上がっている。

大げさな言い方かもしれないけど、そういう「場」を提供できることも、
僕がオフ会をやるときの、大きなやりがいである。

だから、ブログを続けている限り、オフ会も続けていくし、
オフ会を開くことが、ブログを続ける一つの原動力にもなるだろう。


毎日は相変わらず忙しいし、ままならぬことも多いけれど、
「普通なら会えなかった人に会える」仕事に就き、
「普通なら会えなかった人に会える」ようなブログを運営している僕は、
それなりに楽しく生きています。
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by aru-henshusha | 2008-01-13 22:23 | ネット・コンピュータ
先ほど友人から、「うちのブログがYahoo! JAPANのニュースにリンクされている」というメールをもらった。
そんなバカな、と半信半疑だったのだけど、たしかにリンクされている。

*証拠1
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見つけたほうまでドキドキしちゃう? ヤバイ誤植の数々。という記事がそれ。
(まさに、見つけた自分がドキドキしてしまった……)

しかも、いまのところ、このニュースがトップページに出ているらしい。

*証拠2
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普段は1日2000人前後が訪れるうちのブログだけど、さっき見たら、すでに4万アクセス。

Yahooの威力のすごさは知っていたけれど、うちのブログがその恩恵に浴するなんて思わなかった。

さて、「以上、とっても嬉しかったです」で記事を結んでもいいのだけど、それではさすがに芸がないし、もう少しだけ書かせてほしい。


僕は以前、何人かの人に、もう少しブログの内容を絞ったほうがいいと言われたことがある。

おっしゃるように、うちのブログはけっこう「雑食」で、仕事とかかわる出版ネタもあれば、ときにはしょうもないエロネタをあつかっていたり、あるいは青臭い「青年の主張」的な雑文が載っていたりもする。

ネタのセレクトは、その時々でバ~ラバラ。
読者の中には、業界話を楽しみに覗いたのに、ほかのくだらない話ばかりが更新されていて、空振りした経験がある、なんて人もいたのかもしれない。


仮に、出版ネタだけに絞り込めば、それはそれで特定の読者の方々に支持されるのだろう。
EDITOR NAVIさんのように、出版業界を目指す学生たちに重宝される存在になれる可能性もある。

でも、それってやっぱり、「らしくない」んだ。
うん、自分らしくない。


このブログをはじめたとき、僕はあまり迷わずに、
ある編集者の気になるノート
というタイトルをつけた。

ポイントは、「気になる」の一語。
僕は、ジャンルにも、書き方にもとらわれず、その時々で気になっているものを、平等に取り上げようと思った。


当時の僕は、ビジネス書の編集を始めたばかりで、少なからず、それも影響していただろう。

仕事場での僕は、特定のジャンルを、狭く深く追っていく。
それは、やりがいを感じることではあったけれど、同時に少し窮屈な気もした。

でも、このブログは仕事で書いているわけじゃない。
だから、浅くても、ミーハーでもいいから、いろんな人・事・物を眺めた上で書いていこうと思って、キーボードを叩いてきた。


今回取り上げられた記事は、出版ネタではあるけれど、「自分らしい」視点で書いた記事だと思う。

今売れてる本がどうだとか、編集とはどうだとか、出版業界の問題点がこうだとか……
(それらはもちろん大事なことだけど)もっと間抜けでバカバカしい部分も出版業界にはあって、それをネタにちょっぴりでも笑ってもらいたい。

そんなつもりで、気軽に書いた記事だからこそ、多くの人の目に触れる機会を得られて本当に嬉しい。


これからも僕は、「自分らしく」ブログを書いていく。

まじめなことも書けば、バカバカしいことも書く。
ミーハーなネタに飛びつく一方で、マニアックな事物を取り上げたりもする。
キーボードに怒りをぶつけることもあれば、ときには救いを求めて、記事の「送信」ボタンを押すこともあるだろう。

僕にとっては、その全部が自分らしい。
その「らしさ」に、時々共感してもらえるだけで、僕はブログを書いていて本当によかったと思えるよ。
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by aru-henshusha | 2007-09-19 00:01 | ネット・コンピュータ
顔文字ランキング!よく使われるのは「(゚∀゚)」(ニュース-ORICON STYLE-)

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上のランキングだけ見ると、まるで大多数の人が「(゚∀゚)」を多用しているような印象を受けますが、実際はそうでもないようで。
総合1位に選ばれたのは、【笑顔系】。ニコニコした笑顔、汗を付け加えた照れ笑いなどの【笑顔系】の顔文字を使う、と回答した人が52.8%を占めた。
とあるように、あくまで系統だけを選ばせて、顔文字は代表的なものを添えた、というのが真相のようです。

ところで、「\(^o^)/」は【楽しい系】でいいんでしょうか?
人生オワタ\(^o^)/」のほうが見慣れているので、どうも違和感があるのですが……
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by aru-henshusha | 2007-05-10 03:26 | ネット・コンピュータ
そりゃ、覚えやすいに越したことはないんでしょうけれど……

米国で最もよくあるパスワードは「パスワード」 最新トップ10発表(ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会)
パスワード トップ10

1 password (パスワード)
2 123456
3 qwerty
4 abc123
5 letmein
6 monkey
7 myspace1
8 password1
9 link182
10 自分の名前
かなり「直球勝負」なパスワードが多いようですね。

ところで、なぜにmonkey???
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by aru-henshusha | 2007-04-27 02:55 | ネット・コンピュータ
いや、これはまさしく「部下のかわりに上司が出てきた(そして、しょうもないコメントをした)」のが、問題だと思うんだけど。

まず、炎上の経緯はこちらで確認。

[あじさい日記]コメント欄に文化部長が降臨(俺のターン)

で、件の記事。

いよいよ終章です。(あじさい日記ブログ〜美人編集者のつぶやき)
(cache) いよいよ終章です。*念のためキャッシュも

以下が、突如光臨した片山雅文・文化部長のコメント。
はじめまして。Uの上司です。このブログに書き込みをするべきかずいぶん悩みましたが、今月いっぱいで終了する前に一度はきちんとお答えすべきと考えて、これを書いています。

決して皆さんのご意見を無視していたわけではありません。言いたいことは山ほどありますが、立場上言えないことをご理解ください。

新聞連載とブログの連動という初めての試みにUは懸命に取り組み、がんばりました。Uに対する個人的な中傷や批判はご容赦ください。

当初は読者の皆さんとの対話を意図したブログでしたが、残念ながら途中からは所期の目的からはずれる結果となりました。しかし、Uに書き込みに返答しなくてもいいと指示したのは私です。

内容的にかなり厳しく、回答すれば収拾がつかなくなると判断したからです。もちろん「自分たちは間違っていない」「正しいことを言ったまで」と思われる方も多いと思いますが、立場を変えてご自身がUのポジションになったときのことを考えてみてください。おそらくは、とても1人で対応できる状況ではなかったと思います。

「今頃のこのこ出てきて何じゃ」というお叱りもあるでしょうが、ともかく、全ての責任は文化部長たる私にあります。ただ、いろいろとご指摘いただいた以上に連載小説をめぐっては諸事情があるのも事実です。その辺りをご賢察の上、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

なお、5月1日からは山本一力さんの連載小説「ほうき星」が始まります。人気作家には数年前からカ『予約』を入れないといけないという昨今の状況下、私自身が連載を決めた初めての作家さんです。

江戸・深川を舞台にした女性の一代記ですので、どうぞご期待ください。
赤字で示した部分、とても「部下愛」が感じられる表現だと思う。

けれど、担当者のかわりにいきなり上司が出てきて、

「かわいい部下が頑張ってやったことなんで、まあ、許してくださいよ」

といわれて引き下がる人たちは、もともと熱心にコメントなんて書かないだろう。
(だいたい、取引先の社員がミスしたのと違うんだしさ)


あと、青字の部分からは、

「とにかく、空気を読んでさ。ほら、何となくわかるでしょう? こっちもいろいろ大変なんだってば」

というニオイがプンプンして、やはり取引先でもないかぎり、簡単に意を汲んではくれないと思う。


ちなみに、いいわけの言葉はあっても、謝罪の言葉はないようで……
そこが一番の問題かなぁ。
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by aru-henshusha | 2007-04-25 13:16 | ネット・コンピュータ
本日(正確には昨日ですが)、事前の告知どおり、都内某所で当ブログのオフ会を行ないました。
自分を含めて、参加者は最終的に12人。開始から6時間半にも渡る長丁場でしたが、なんとか無事終えることができました。

さて、今回、オフ会を行なうにあたり、自分がいくつか注意したポイントがあります。
そのほとんどは、普通の飲み会の幹事の心得と変わらない基本的なものですが、いい機会ですから、ここに記録しておこうかと。

なかには、当ブログのオフ会特有のものもあるとは思いますが、これからオフ会をやろうと考えているブロガー・サイト管理人の方にとって、多少なりとも役に立てば幸いです。


オフ会を、楽しく快適に実現するための10のルール


●事前準備編


・会場は必ず馴染みの場所を使う
今回は居酒屋を使いましたが、レンタルルームでもカラオケボックスでも、オフ会の目的に合わせた場所をおさえればよいと思います。
重要なのは、すでに何回か使っている場所を利用すること。初めての場所では当日戸惑うこともいろいろ出てきますし、(参加者の急なキャンセルなど)突発的トラブルに対応してもらえないこともあるので。

・告知は早めに、しつこいぐらいで
どの程度の規模で会をやるかにもよりますが、告知不足だと、思うように参加者は集まりません。
また、いくらサイトの常連さんが多くとも、実際オフ会に参加するのは、かなり勇気(?)がある方だけのようです。
できるだけ早めに告知をし、(想定よりも)人の集まりが悪い場合は、告知を繰り返すことも必要です。

・参加者にはそれなりの「ハードル」を
これは異論もあるかもしれませんが。
今回のオフ会では、(特に出版関係者の)参加資格に高いハードルを設けました(→参考)。
自分が匿名ブログというスタイルを守るためには、信頼できる参加者だけを呼びたかったので。
人によっては、何回かメールのやり取りをしてお手数をおかけしましたが、結果的には、それらの手間をいとわない、当ブログの純粋な読者の方々にお集まりいただけたと思います。

・男女比は頭の隅においておく
オフ会は合コンではありませんから、男女比をそろえる必要はありません。
ただし、仮に男性の参加者10人に女性1人なんて比率になるといづらいでしょうから、なるべくそういう事態を避けたほうがいいでしょう(といっても、それを避ける妙案がすぐに浮かばないのですが……)。

・名簿をつくっておく
今回、参加者の「お名前(HN可)・ご職業・連絡先(メアド、ブログ等)・好きな本や作家、雑誌」をまとめた名簿を事前に作成しました。
正直、けっこう手間な作業ですが、これを作っておくと、当日、幹事と参加者、参加者同士がうちとけやすくなります。

●当日編

・幹事の予定は余裕を持って
理想論ですが、オフ会の前後には、幹事は極力、予定を入れないこと。
実は自分もオフ会前に著者との打ち合わせがあったのですが、思った以上に長引いて、あわや遅刻するところでした。当日はできるだけ余裕を持って、会をスタートしたいものです。

・キャンセル・遅刻はよくあること
こればかりは、幹事がどれだけ注意しようと防げません。
当日のキャンセルもありえるので、飲食を伴う場合など、どんな状態になってもうまく対応できるプランを選びましょう(そのためにも、「馴染みの場所」で開催することが大事です)。

・参加者全員の自己紹介ぐらいはしよう
あえて、書くまでもないことですが……
せっかく集まっていただいた参加者なのですから、参加者同士でも交流が深まるよう、時間がかかっても全員分の自己紹介はしましょう。
このとき、前述の名簿があれば、名前を覚えたり、顔と趣味が一致して、記憶にとどまりやすいです。

・オフ会は幹事の「独演会」ではない
これも、幹事のキャラクターで違うかもしれませんが。
僕の場合は、「幹事-参加者」だけでなく、「参加者-参加者」の交流が深まるのも大切だと思っています。
始まりから終わりまで自分が話題・場をリードするのではなく、他の方の話に耳を傾ける余裕がほしいところ(でも、正直、これがうまくできていたか自信がないです……)。

●オマケ


・オフ会は大変、だけど楽しい
慣れの問題もあるとはいえ、オフ会を主催するのは、けっこう大変です。
いろいろ準備もしなければいけないし、当日は当日で、参加者の方に楽しんでいただけているのかも気になります。
ただし、こういう機会でもなければ、僕らが「読者」に出会うことはほぼありません。
これは本の著者でも同じでしょうが、講演会などで「自分の読者」に会うのは嬉しいし、刺激になり、さらに書き続ける原動力の一部にもなりえます。
大変だけど、一回やってみる価値はあると思います。


以上、当たり前のことしか書けませんでしたが、取り急ぎご参考まで。
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by aru-henshusha | 2007-03-11 04:10 | ネット・コンピュータ
いろいろ辛いことも多い世の中ですが、それでも頑張って生きていると、こういう嬉しい出来事もありますなぁ。

くりろぐ2*ネタ元:くりろぐは勝手に一子相伝されていた:[mi]みたいもん!

ネタ元によれば、以前の管理人さんではなく、他の方が引き継がれたみたいです。
しかも、今度の「くりろぐ」は<白クリ><黒クリ>など、色別のカテゴリーもできてますし、期待大ですね。

これからこういう風評(だと信じたい)に悩まされることがあるかもしれませんが、全サラリーマン(多分)の夢をのせて、更新を続けていただきたいものです。
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by aru-henshusha | 2007-01-25 12:02 | ネット・コンピュータ
livedooリサーチネタは、以前にも書きましたが……
(参考:ライブドアの人は、「小説」を読んだことがないのだろうか?

今回のリサーチ結果も、ちょっとなぁ。

【通勤】 「あなたの通勤時間はどのくらいですか?」 ((livedoor リサーチ)

あなたは会社までの通勤にどのくらい時間がかかっていますか?
あてはまるものを ひとつだけ 選んでください。


15分未満 16.43%
15分以上 13.63%
30分以上 12.90%
45分以上 12.20%
60分以上 9.51%
90分以上 4.06%
120分以上 1.39%
180分以上 0.36%
自宅勤務 7.13%
仕事をしていない 22.38%
こういう場合、「仕事をしている人」に限定して訊くというスタイルでは、調査としてまずいんですかねぇ。

あと、「通勤時間15分未満」の人が、これだけいるというのも驚き。
僕も通勤時間は短いほうなんですが、職住近接の人ってこんなに多いのかしら?
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by aru-henshusha | 2007-01-18 14:25 | ネット・コンピュータ
全国のクリステル・ウォッチャーから絶大な支持を受けていた、あのブログが更新を停止してしまうのだとか。

さらばくりろぐ!更新は愛と哀しみの果てに!!(くりろぐ)

僕自身がこのブログをチェックしだしたのは、昨年の2月から(→関連記事)。
このころは“滝クリ”人気・注目度ともにまだまだで、だからこそ、このブログとの出合いは鮮烈かつ僥倖でした。

「くりろぐ」の記事は2004年8月分から始まっていますが、約2年半前のクリさまは、初々しさと若干のかたさが感じられ、一人の女性の成長記録としても、稀有なブログだと思います。

僕のRSSリーダーのなかでも、新着記事を1本たりとも飛ばさずに見る、数少ないブログでした。
更新停止はさびしいけれど、最後に感謝の念をこめて、紹介させていただきました。

管理人さん、ありがとうございました。
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by aru-henshusha | 2006-12-31 04:26 | ネット・コンピュータ
先ほど、「ある出版社が、来年、新書を創刊する(またかよ!)」という話を、はじめて知った。

具体的な参入時期はわからないが、すでに幾人かの著者をおさえ、原稿依頼も進んでいるようだ。
初期のラインナップには、****先生お得意の「●」をテーマにした本が入るらしい。


まるで関係者に聞いたかのように書いたけど、じつはこれ、とある著者のブログで知った情報だ。
そのブログの記事には、検索エンジン経由で偶然いきついた。

本来なら、(当ブログの信頼性も考え)その記事にリンクしたいところだけど、やめておく。
その出版社のHPには、まだ(正式には)新書創刊の情報は出ていないから。
(むろん、版元サイドがOKくれるなら「宣伝」しますけどね、D社さん)


まあ、前置きはそこまでにして。
僕が今したいのは、業界のウワサ話ではなく、ブログについての話である。

上の話もそうなのだけど、(有名・無名をとわず)ブログには時折、「関係者しか知りえない話」が書かれていることがある。
いや、かくいう僕自身だって、そのての話題を書いているときがあるだろう。

けれど、それらはあくまで「関係者のみが知っているべき話」であることが多いと思う。

なかには、ある時期が来たら、公開可能なものもあるかもしれない。
だが、いっぽうで、関係者以外には絶対知らせるべきでない性格の話もある。


う~ん、なんかまわりくどくなってきた。
ようは、「ブログに書いていいこと、いけないこと」があるんじゃない、という話である。

もちろん、読者からしたら、「書いてはいけないこと」を読むほうが楽しいだろう。
また、(僕を含めて)ブログの書き手にも、「書いてはいけないこと」を書きたい、という欲求があるのも否定しない。
(そうじゃない書き手も、当然いると思うけど)

とはいえ、実際に(色々な読者の目にふれる可能性があるブログに)書かれてしまった側の立場を考えると、やっぱりどこかに歯止めは必要だと思うのだ。


たとえば、僕が担当した著者が、うちの会社の表に出せない内部事情をこと細かにブログで書いていたら、その人と二度と仕事をしないと思う。
たとえ軽い気持ちで書いた文章であっても、著者と編集者の信頼関係が、そこで一気に崩れると思うから。

これはもちろん、立場が逆でも同じだ。
とくに、僕のように匿名でブログをやっている人間なら、なおさら気をつける必要があるだろう。


書いていいこと・いけないことの境目は、ときにとても微妙だったりする。
だけど、その判断が難しいからといって、「じゃあ、全部書きますね」ではマズいはずだ。

少なくともその境目を考え、悩むという過程が、ブログを書く前には必要ではないかと、いまさらながら思った次第である。
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by aru-henshusha | 2006-12-23 19:01 | ネット・コンピュータ