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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

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原稿を催促する人、締め切りを破る人(YAMDAS現更新履歴)

を読んで、考えたことを少々。といっても、元記事とは大分離れた話になってしまったようだが。


著者には次の4種類がいる。

1 才能があって、締め切りを守る人
2 才能があって、締め切りを破る人
3 才能がなくて、締め切りを守る人
4 才能がなくて、締め切りを破る人


才能の定義はひとまずおくとして、僕はこの4タイプの著者すべてと仕事したことがある。

最悪なのは、言うまでもなく「4」
締め切りを破るどころか、けっきょく書けなくて仕事自体をつぶした。

こういう著者は途中で見切るのが、おたがい幸せだと思う。


いっぽう、最高なのは当然「1」
こういう著者は稀かもしれないが、いることはいる。

僕は単行本の編集者だから、早めに原稿が入れば、本づくりや販促の面でも先手を打てるし時間もさけるので、結果として本のセールスがよくなる可能性が高い。


さて、問題は、「2」「3」だ。
この両者のどちらがいいか、は編集者ごとに違うだろう。

僕自身の考えを述べれば、「程度問題」だと答えるしかない。


原稿が入らなくて、気が狂いそうな夜を何夜過ごしたとしても、結果として帳尻が合うのなら(あるいはその遅れが許容範囲のものなら)、「2」の人と仕事をしたほうがいい。
(*ただし、仕事してる時点では読めないか)

しかし、その遅れのせいで本がいつまでたっても出ず、結果として「出すべきとき」(←こういう表現が版元特有のものなのは承知してるが)に出せないのであれば、待った苦労は無駄骨に近いものだろう。


もちろん、どんなに出版が遅れても、その人の作品が出る限り必ず売れる、という著者がいたら、編集者も版元も、あるいは読者も待ち続けるのかもしれない。

が、そういう著者は稀有だし、並の著者が真似をしたら、業界にも読者にも忘れ去られるのがオチである。
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by aru-henshusha | 2006-08-31 13:41 | 本・出版
まあ、「なぜ」なんて特別な言葉じゃないから、昔から書名に使われていると思うんだけど、それでも最近また増えてきているように思う。

*最近の「なぜ」本(秀逸な例)
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
なぜ、占い師は信用されるのか?
あなたの話はなぜ「通じない」のか
あの戦争になぜ負けたのか
女はなぜ突然怒り出すのか?

これらのタイトルがよくできているというのは、「読者を立ち止まらせる力」があるから。
ネット書店であれ、リアル書店であれ、この書名を見たとたんに「えっ、なぜなんだろう?」と思う読者は多いはずだ。

また、最近の「なぜ」本には「あるある感」を含むものも増えてきたと思う。
「さおだけ屋~」「できる人~」「女はなぜ~」などは、普通の人が(いつでも考えているわけではないけれど)普段から疑問に思っていること、を見事にすくいあげている。

こうやって読者に「なぜ」と思わせて、その答えを本の中で明快に提示できれば、読者満足度が上がるから、市場にそれなりに受け入れられるというわけである。

とはいえ、何でもかんでも「なぜ」をつければいいわけではなくて、

『ウチの近所の文房具店の主人のカツラはよくずれるのだが、なぜ誰も指摘しないのか?』

なんて、タイトルの本があったとしても、「そんなこと、どうでもいいよ」のひと言で片付けられるから要注意である。

「なぜ本」を支えるのは、あくまで読者の興味とニーズだ。
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by aru-henshusha | 2006-08-30 23:06 | 本・出版
自分の彼氏が友達に嫌われていないかも、多分これで調べられると思いますが。

【知る】自分の彼女を嫌っている男友達が出す10のサイン(ザイーガ)

10.彼女と一緒にいるときに、あなたを誘うのを避ける。
09.彼女と一緒に住み始めてから、あまり家に遊びにこなくなった。
08.あなたの前でわざと他の女性の話をするようになった。
07.「男同士で」という言葉を頻繁に使うようになった。
06.あなたがいないときに彼女と一緒にいるのを嫌がる。
05.あなたのことをからかうことが多くなった。
04.あなたのいる前で平気で彼女と言い争い、口喧嘩をする。
03.あなたに彼女の欠点を指摘する。
02.彼女のみならず、彼女の友だちの悪口を言う。
01.単刀直入に「別れろ」と言う。


僕は友達の彼女を交えて遊んだ経験がほとんどないのですが、
それでも、知らず知らずに、こういうサインを出していたかもしれません。

一番困るのが、相手の彼女と二人っきりになる瞬間なんですよねぇ。

べつに嫌いじゃなかったとしても、けっこう人見知りなので、
そういうときに何を話していいか迷います……
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by aru-henshusha | 2006-08-30 13:29 | 恋愛・男女
モテない男が必ず結婚できる5つのルール(livedoorニュース)
今月24日に「必ず結婚できる45のルール」(マガジンハウス)を上梓(じょうし)した美人ライターのにらさわあきこ氏に、モテるためのコツをアドバイスしてもらった。
(中略)
●ルール2「モテナイ」と言わない

女性に「モテるでしょ?」と聞かれた時、「モテない」と答えてはいけない。「さあ……」などと言ってほほ笑み、モテるふりをしておくのが得策だという。

「明らかにモテそうな人は“やっぱりすてきな人なんだ”と思われるし、一見モテないような人でも“見た目以外に何か特別な魅力があるに違いない”と興味を持たれる。いずれにしてもイメージアップにつながります」
僕はまさしく「一見モテないような人」なのですが、そういうときでも、バカ正直に「モテない」と言わないほうがいいみたいで……

でも、よく考えたら、女性に「モテるでしょ?」って聞かれたこと自体なかったよ、オレ。
モテないの、バレバレ……
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by aru-henshusha | 2006-08-29 13:38 | 恋愛・男女
といっても、ゲームやオモチャでですけどね。

エポック社、ドラえもんのタケコプター体感ゲームを発売(nikkeibp.jp)
ひみつ道具「くうき砲」など、ドラえもんの世界を再現したおもちゃ続々登場
(MYCOMジャーナル)

ただし、前者は「タケコプター酔い」しないか心配です。

それにしても、少し前にはかめはめ波も撃てる時代になったし、21世紀ってすごいね、ドラえもん。
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by aru-henshusha | 2006-08-28 13:44 | オモチャ・遊び場

飲み会などで初対面の同業者と話すとき、「共通の知人」がいると、いっきに楽になる。

「僕、御社の●●さんにはよく飲みに連れて行ってもらってるんですよ」
「<週刊**>の■■さん、こないだお会いしましたよ。いつもお忙しいみたいで……」

なんて、その知人をとっかかりにすれば、初対面どうしでもけっこうスムーズに話せるからだ。

でも、いつもこういう「やり口」でいると、ときに悩ましい場面に出会うことがある。
じつは先日も、二回続けてこういうことがあった。


その日僕は、ある出版社の男性と名刺交換をするさい、旧知のAさんの名前がつい口を出た。
「Aさん、ますますご活躍のようですね」といった僕に、名刺交換の相手は露骨に嫌な顔をした。

「ああ、Aね。外ではホープって言われてるんでしょう?」


そのあと、どのような言葉が彼の口からもれてきたか、ここには書かない。
彼はまるで、同僚であるAさんよりもオレのほうができるよと言いたそうに、僕に言葉を吐きつけた。


おなじ日の夜、僕はたまたま、違う会社の編集者と飲みに行った。
相手は、以前一度だけ会ったことのある、初対面同然の人だ。

酒が進むにつれて、僕はふとBさんの消息を尋ねた。

「最近、Bさん元気ですか? 以前はよく飲み会でお会いしたんですが……」

当然、そこからはBさんの話になる。
元気そうか、いまどんな仕事をしているのか、当たり障りのない話が続いたあと、ポツリと。

「私、Bさんとは正直、合わないんですよねぇ」

え、そうなんですか? と理由を聞く。
僕の知ってるBさんとは違う(好ましくない)一面を、初めて知った。


人には、いろいろな顔がある。

上司に見せる顔、同僚に見せる顔、後輩に見せる顔、取引先に見せる顔、社外の仲間に見せる顔……。
会社関係だけを考えてもたくさんの顔があり、実際には、さらに色々な感情、しがらみがからみつく。

Aさんも、Bさんも、僕に見せてくれるのは「社外の顔」だ。
それが、どれだけ「社内の顔」と重なるのか、異なるのかは想像もつかない。


僕が知ってるあの人と、あなたが知ってるあの人は、けっこう違う顔をしているらしい。
僕としても、そこまで言われれば、「そういうことを言う人もいる」ぐらいの認識はしておきたい。

だけど、僕が知ってるあの人も、あの人も、僕にはとてもいい人なんだよね。

それが、たとえ外部へのポーズに過ぎないとしても、僕に見えるのは、その顔だけなんだよ。
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by aru-henshusha | 2006-08-27 14:13 | 不定期なヒトリゴト。
自分がはたしてどの言葉から覚えたのか、今となってはもうわかりませんが……

今も昔も「This is a pen」?日本人が最初に覚える英語!(オリコン英会話 ニュース)

面白いのは、【Apple】【Pen】【Book】【Dog】といった英単語に混じり、

【This is a pen】

がランクインしているところ。

自分の教科書にこの言葉があったか定かではありませんが、なぜだか懐かしいフレーズです。

ただし、よく考えると日常会話で「This is a pen.(これはペンです)」って言う機会は、あまりないですよねぇ。
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by aru-henshusha | 2006-08-26 16:02 | 名言・言葉
グッドデザイン賞アダルトグッズはNo!1次突破も…(ZAKZAK)

事の経緯は上の記事を見ていただくとして、展示を拒否された男性用自慰用品「TENGA」の商品紹介ページと画像をいくつか貼っておきます。

PRODUCTS(TENGA)

一見整髪料のようなシャープなデザインは、家でそのまま置いておきたいぐらいのクオリティだと思います。
誰が何と言おうと、グッドデザインには変わりはありませんよ。

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by aru-henshusha | 2006-08-25 20:02 | 商品・企業・仕事
好きな現役男子アナウンサーランキング
好きな現役女子アナウンサーランキング(ともにgooランキング)

以前、この記事でとりあげたオリコンでのランキング同様、今回もテレビ東京の男性アナウンサーがランクインしていません……

もちろん、アナウンサーは目立つのが仕事ってわけではないけど、一人も入ってないのは寂しいですよね。

ところで、今回ついに、「クリ様」こと滝川クリステルがランキング1位に輝きました。
クリス先生の美しさに魅せられ、応援してきたかいがありました。

なのに、同時期にこんな報道があるとは……。切ないです。

滝川クリステル、ファザコン公言!年上と交際中(キレ鯵)

追記:ただ「アサ芸」には伝統の「アサ芸メソッド」がありますしね……
この記事もそんな感じだったらいいんですが。
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by aru-henshusha | 2006-08-25 13:46 | 芸能人・TV
よく、「話せばわかる」という人がいる。

だけど、あれは本当は「話せばわかる(場合もある)
ということだと僕は理解している。

お互いの意見がぶつかろうと、5分も話せばわかり合える人もいれば、
どんなに言葉を尽くしても、絶対にわかり合えないときがある。

なぜ、そうなのか?

それを考えるには、まず「話せばわかるケース」を
分類・定義してみればよいのではなかろうか。



・話せばわかるケース1
「お互いの目的あるいは背景が一致している場合」

職業柄、本のデザインを例にして、話を進めよう。

たとえば、ある本のカバーデザインでAさんとBさんの意見がぶつかったとする。

俺はX案がいい、私はY案のほうがいい。

こう意見が分かれたとき、かりに、
「20代女性向けにアピールするようなデザインにする」
という目的が二人の間で一致していれば、話し合いの余地はある。

もちろん、何が20代女性向けなのかは各々思うところが違うだろうが、
それでもその目標に向けてお互いの意見を調整して、
前に進める可能性は高いだろう。


・話せばわかるケース2

「お互いの落としどころ、あるいは譲りどころがかみ合う場合」

やはり、本のカバーデザインの例で説明する。

Aさんは、緑色のカバーに明朝体のタイトルのデザインがいいと言う。
Bさんは、黄色のカバーにゴチック体のタイトルが一番だと言う。

だがこのとき、二人に譲れるところはないだろうか?

かりにAさんが、カバーの色は譲れないけど書体にこだわりがなく、
Bさんが書体のデザインはこれで行きたいが、カバーの色は柔軟に考えるとしたら。

お察しのとおり、「緑色のカバーにゴチック体のタイトル」でいけば話は収まる。
(実際にはこんな単純には決まらないよ、念のため)


まあ、上の例が適当かどうかはわからないし、
これ以外のケースでも「話せばわかる」ときはあるだろう。

とはいえ、やはり何らかの条件が整ったときこそ、
「話せばわかる」の効力は発揮される
のではなかろうか?

もしも、お互いの目的や背景がズレており、
なおかつ自説をすべて譲れない人同士がぶつかれば、
「話せばわかる」の境地に達するのはかなり困難だろう。


話し合いは万能ではない、と僕は思う。
ただし、それは話し合いの価値を否定することを意味しない。

自分は納得しかねるけど、そういう考え方もある、
と受け止めるのも、考え方の幅を広げる際には必要だ。

だからといって、いつまでも不毛な話し合いを続けるほどの余裕は、僕にはない。
わかり合えなくてもいいからいつまでも話したいと思える相手など、人生にそうはいない。
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by aru-henshusha | 2006-08-24 12:19 | 不定期なヒトリゴト。