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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

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(?)をつけたのは、リンク先では出版社名が仮名なので。
(ただし、老舗文芸出版社で「パンダ」といえば、あそこしかないよね……)

校閲はすごい!(パンダのため息)

パンダ舎は、営業はまあまあで、編集はたいしたことない。
けれども、パンダ舎が本当にすごいと誇れるのが、
「校閲部」
これは作家の方々にも定評があります。
まあ、ほぼ間違いなく「日本一の校閲集団」でしょう。
(中略)
しかもそれぞれの校閲者が凄腕ぞろい!
小説なんかで、
「この時間に満月がこの方角にあるのはおかしい」
「この時代には、こういう髪型は流行ってなかった」

なんてチェックは当たり前。
順序が前後しますが、そもそも「校正」と「校閲」って違うんですよね。

すぐ上のリンク先にもあるように、「校閲」って内容的な赤字を相当入れるんですよね。
だから、出版社のジャンルにもよりますが、基本的にはあらゆる知識が必要とされる職種なんです。

そういう人材がそろっているのは、さすが新潮社(たぶん?)というべきでしょうか。

ちなみに、中小版元の場合は校閲部などなく、各担当編集者が自分で校閲(というか校正?)したり、外部の校閲(校正)者に投げることが多いと思います。
僕自身も、いまだ「校正」レベルの赤字を入れることがほとんどですねぇ……
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by aru-henshusha | 2006-10-31 13:42
このマニュアル、すごく面白いんですが、役立つかどうかはまた別物かと……

セクハラ回避マニュアル(女のキモチ研究所)

一番衝撃的なのは以下の記述。
「人間の脳の容量は常に一定」だと言われている。 その性質を利用して、セクハラではない、もっと衝撃的な出来事を女性に対して起こして、 女性の脳に保存されている「セクハラの記憶」の上に上書きすることで、 「セクハラの記憶」を削除するという方法がお薦めである。
たとえば、セクハラだといわれた瞬間に、相手の女性をビンタしてしまうとか、そういうことですかねぇ。

いくら人のワーキングメモリが少ないとはいえ、セクハラもその後の行為も覚えられて、逆効果だと思うんですが……
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by aru-henshusha | 2006-10-30 23:03 | 恋愛・男女
下の2つは「勝負」と限定していませんが、実際にはあまり変わらないかと。

ここぞ、という時に着る“勝負スーツ”の価格は?
足元を見られる?~最近購入した靴の価格
何を入れる? どこに入れる?~最近買った通勤用バッグの値段ランキング
(すべて、オリコンキャリア)

上の3本の記事によれば、

・勝負スーツ    30,000円以下
・(勝負?)靴    5,001~10,000円
・(勝負?)バッグ 10,000円以下


と答えたサラリーマンが一番多いのだとか。

これだと、一番安くて45,000円程度で全身コーディネートしてることになりますね。
「勝負」の日にこれではちと寂しい気がします。

と言いながら、じつは僕の普段の服装も、すべて上の条件に当てはまるのでした……
(勝負スーツなどもってません。ハレの日もケの日もここのスーツです)

いつかは、「勝負」できるスーツを買ってみたいものですが。
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by aru-henshusha | 2006-10-30 14:02 | ファッション・美容
こんなアイテムがあるみたいです。

BANANA GUARD.COM「バナナガード」:万が一に備えて常にバナナを持ち歩きたい人に
(Gizmodo Japan)

いや、「マイ・バナナ」を持ち歩いてる人が、どれだけいるか知りませんが……

そういえば、少し前にこんな記事もあったなぁ。

スーツの上着をスマートに持ち歩く(ITmedia Biz.ID)

便利なのか、ネタなのか……
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by aru-henshusha | 2006-10-30 00:27 | 商品・企業・仕事
もともと、「舞台・場所」を意識して読むことが少なかったので、気付かなかった作品もありました。

興味のある「埼玉県を舞台にしたマンガ・アニメ作品」ランキング(gooランキング)

まあ、トトロやしんちゃんは、地域密着型の作品のイメージが強いですけどね。

ちなみに、東京都を舞台にした作品はやっぱり多いです。

東京を舞台にした漫画作品(wikipedia)

思えば、歌舞伎町との最初の出会いは、『シティーハンター』の中でしたねぇ。
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by aru-henshusha | 2006-10-29 14:36 | 街・地域
というか、自分自身、よく悩んでいることなのですが。

以前、買った本の「帯」、どうしてますか?(いくつか追記あり)という記事を書いたとき、本の「帯」をすぐ捨ててしまう人が思いのほか多い印象を受けました。

ところが、多くの編集者は、本のデザインを「帯あり」の前提で考えています。
なので、いったん帯を取ってしまうと、カバーデザインがイマイチだったということもよくあります。

・実例1『図解!会社にお金が残らない本当の理由』c0016141_23322872.jpgc0016141_23323881.jpg
この本は本来、左のように発色のいい緑色の帯がつきます。
この帯があることで、カバー全体がしまって見える。

でも、その帯の下には、カバーの上半分同様、オレンジ色がしかれているだけなのですね。
だから、帯を外すとちょっと情けないデザインになってしまう。

・実例2『遺品整理屋は見た! 』
c0016141_23422520.jpgc0016141_23414977.jpg
ちょっと見えにくいと思いますが、この本は帯を取ったあとの違和感を解消しようと、カバーの下半分に見出しをずらりと並べています。
もともと帯の面積が広いですから、その「跡地」を目立たせないための策なのでしょう。

とはいえ、「帯あり」のインパクト・完成度からいうと、「帯なし」のカバーは正直弱いと思います。


最近の本は、実例2のように、やたら帯の面積が広かったり、著者の写真が刷り込んであったり、どっちがタイトルだかわからないようなコピーが入っていたり(→参考)、帯に対する依存度が高いものが多いです。

けれど、読者が帯を捨てることもあれば、リアル書店が帯を取ったり、帯なしの画像がオンライン書店で使用されること(のほうが多い)もあります。

帯に力を入れれば入れるほど、同時に「帯なし」のカバーデザインにも気をつかう必要性があるように感じています。
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by aru-henshusha | 2006-10-28 23:55 | 本・出版
豊崎さんがこの記事読んだら、「あの文章で推敲済みかよ!」と突っ込みそうですが……

渡辺文学が出来るまで(あじさい日記ブログ~美人編集者のつぶやき)

娘の「発表会」が「打ち上げ会」に変わるなど、細かいこだわりを感じさせます。

推敲しても微妙に行数オーバーなのは、まあ、ご愛嬌ということで。
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by aru-henshusha | 2006-10-28 01:57 | 本・出版
久しぶりの更新がこれかよ、という話ですが。

「童貞」に代わる新しいネーミングを考える(女のキモチ研究所)

上の記事にならって、自分なりに考えてみました。ポイントは「編集者らしい発想」です。

・初版ボーイ
・赤字なし男
・ミスター元原稿
・アンカット製本
・即返野郎 

意味合い、伝わんねぇかなぁ。
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by aru-henshusha | 2006-10-28 01:41 | ユーモア・ネタ
[を] 仕事の禁句変換辞典—モノは言いよう(たつをの ChangeLog)

を参考にしてつくってみました。あくまでネタなので、本気にしないでください。
(僕自身は、こんな言い換えはしませんよ。念のため)

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・うわぁ、こんなマニアックな企画、誰も読まないでしょう。
 →斬新な企画ですねぇ。読者の三歩先ぐらいを行ってるかもしれませんが。

・あらら、原稿量、全然足りないですよ。加筆してください。
 →いやぁ、コンパクトにまとめてくださってありがとうございます。これで巻末資料があれば最高ですね。

・blog更新してる暇があったら、原稿書けや!
 →息抜きって大事ですよねぇ。それにしても、こないだの日記、笑っちゃいました。
 
・え~、この段階で、こんなに(しかも意味のない)赤字入れなくても。
 →ここまで細かく見ていただいて、本当にありがとうございます。

・発売一週間でこの実売では、正直きびしいですねぇ。
 →じっくり売っていきますから、安心してください。

・こんだけ返品きてるんだから、増刷できるわけないでしょうが。
 →あと一息っていうところに戻ってくるんですよねぇ。タイミングが悪いというか。

・次回作って、ウチで出した本と内容かぶりまくりですよね。
 →次の**社の本と、相乗効果が期待できそうですね!

・そんなにあちこちで類似本出してたら、読者に飽きられますよ。
 →1年で8冊ですかぁ。ほんと、すごいバイタリティですよねぇ。

・追記
さすが、業界が長い方には、こういうワザもあるみたいだ。

一晩で一気に読んでしまいました。
(「あなたの本読んだけど、斜め読みだし、全然面白くなかったから、あえて内容には触れませんぜ」ぐらいの意味か)
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by aru-henshusha | 2006-10-26 15:00 | 本・出版
まあ、世の中には27歳で1200万円もらえる編集者もいますからね。
それに比べれば、かわいい額なのかもしれませんが。

不定期シリーズ 数字を考える① 編集者の年収539.8万円
(プチ美人編集者TKのビジネス書裏ブログ)

この記事で紹介されている調査によると、編集者・記者の平均年収は、

「539.8万円」

なのだとか(回答者平均年齢は31.2歳、すべて女性)。

いやいや、これって、けっこうな高給だと思いますがねぇ。
「日経ウーマン」調べらしいので、日経系の記者と編集者の平均とっただけじゃないか、なんてあらぬ想像をしてしまいます。

当ブログでもことあるごとにふれてきたと思いますが、出版業界は給与・福利の面で、かなりピンキリです。
どの時点での年収を比べるかにもよりますが、大手と零細では同時期に4倍以上の差がついてもおかしくありません(使える経費の額を含めると、もっと格差は広がるでしょう)。

だから、正直、「編集者って稼いでるよ」的なイメージがつくのは、中小の版元の人間にとってはいいメイワクなんですわ。

「時給換算したらマックのバイト以下なんだけど、それでも本が好きだから頑張るしかないか」っていう編集者は、思いのほか多いはず。

本当に稼ぎたいなら、出版なんて(大手や一部専門版元以外は)来ないほうがいいよ、学生さん。
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by aru-henshusha | 2006-10-26 00:53 | 本・出版