ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

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ちょっと前のニュースになりますが……

江原啓之にもあるある疑惑!?霊視コーナー出演者が驚きの暴露(痛いニュース(ノ∀`))

上の記事が正しいとすれば、江原さんは事前にリサーチされた情報をもとに、「霊視」をされているということになります。

で、僕も最近知ったんですが、こういうやり方は業界(何業界だ)ではわりとポピュラーなようで、以下のような名前がついているのだとか。

ホット・リーディング(Wikipedia)
ホット・リーディング(hot reading)は、超能力によるリーディング(他人を読み取り、過去や現在を言い当てたり助言や将来の予言などをすること)に際して、事前に得た情報を利用すること。
(中略)
リーディングを行う者は、その対象となる人(シッター、sitter)の情報を、事前調査やリーディング直前の話の立ち聞きに至るまで、あらゆる方法で行うことがある。こうした調査では自分だけでなく、弟子や協力者を動員することもある。自称・霊能力者や自称・超能力者同士で膨大な「顧客名簿」を作成し、依頼に来た者の悩みなど背後関係に関する情報を共有することさえある。
また、これとは違う手法で、コールド・リーディングというものもあります。

コールド・リーディング(Wikipedia)
コールド・リーディング(Cold reading)とは話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。「コールド」とは「事前の準備なしで」、「リーディング」とは「相手の心を読む」という意味である。マジシャン、詐欺師、占い師、霊能者が用いる「裏のコミュニケーション技術」として知られているが、その技術自体はセールスマンによる営業、警察官などの尋問、催眠療法家によるセラピー、筆跡鑑定、恋愛などに幅広く応用できるものであり、必ずしも悪の技術とは言えない。
いわゆるインチキ占い師、霊媒師などは、これらの技術を組み合わせて使っているようです。

もちろん、中には「本物」の方もいるかもしれませんし、これらの技法も使いようによっては迷える子羊を救うこともあるのかもしれませんが……
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by aru-henshusha | 2007-02-13 13:31 | 占い・判定
この問題については、自分自身、いまだ結論が出ていないのですが。

「あったほうがいい」という惰性から逃れる(書籍編集者の裏ブログ)
私はカバーの情報はぎりぎり最低限まで絞った方が良い
と考えているので、「あったほうがいい」情報は極力排除します。
店頭でお客さんに本の存在を認知してもらうには、
目にする一瞬の間に本のメッセージを届けなくてはならない。


店頭でお客さんが1冊のカバーを最初に目にする時間は、せいぜい1秒。
1秒で読める文字はせいぜい10~15字
が限界。


「買う人はそんなにじっくりカバーを見ませんよ」を軸に、
説得を繰り返します。
この記事の書き手である中原さんの意見は、僕もよくわかるのです。

でも、ときに情報量満載の「コッテリ」した帯(カバー)の本がベストセラーになると、読者にとってこの過剰なまでの情報量こそが、セールスポイントになるのかもしれないという気にもなります。


論より証拠で、下に2冊のカバー画像を載せます。
版元こそ違えど、どちらも同じ著者の本で、同じようにヒットしました。

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*左のアッサリ帯は『カリスマ 人を動かす12の方法』、
右のコッテリ帯は『なぜ、占い師は信用されるのか? 』


むろん、売れている著者の本であれば、どのように作っても、それなりの部数は出るのかもしれません。

けれども、この2冊を見るたびに、アッサリにはアッサリの、コッテリにはコッテリの訴求力があるのではないかと、いろいろ考えてしまうのです。
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by aru-henshusha | 2007-02-13 01:12 | 本・出版
日本が意外と「やせ型」の国だというのも興味深いですが……

韓国人と日本人の体型、どっちがやせてる?(朝鮮日本)
米週刊誌「フォーブス」は8日、世界保健機構(WHO)が世界194カ国の15歳以上の人を対象に調査した各国の「肥満度順位」(2005年基準)を伝えた。
(中略)
最も「太っている国」は南太平洋のナウル共和国。面積21平方キロメートル、人口1万3000人に過ぎないこの国は、土にリン酸塩が多く含まれており農作物が育たないため、ニュージーランドやオーストラリアから高カロリー食品を輸入していることで知られている。ミクロネシア・クック諸島・トンガ・ニウエが 2‐5位に入り、米国は9位、中国148位、日本は163位だった。
ちなみに、ナウルの位置はこちらを参照。

それにしても、こういう「ほとんどみんなが太っている国」では、どういう体型の人がモテるんでしょうねぇ。比較的やせている人が人気があるのか、それともより太っている人がモテるのか……
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by aru-henshusha | 2007-02-12 16:05 | 街・地域
これについては、どこまで書いていいのか、正直、迷うのだが。

【コラム】韓国出版業界の「本買い占め」のカラクリ(朝鮮日報)
単行本の出版社289社が加入している社団法人韓国出版人会議は8日、A出版社のベストセラー『ミリオン・ドル・チケット』の出版社による買い占め(店内ベストセラーの順位を上げようとする宣伝工作)現場を摘発したと発表し、同書をベストセラーの集計から除外するよう教保文庫などに公式に要請した。昨年 10月にインターネットサイトを利用した買い占めまがいの行為が摘発されてまだ3カ月も過ぎていないのに、また同様の事件が起きたのだ。
日本では、出版社による本の買占めはあまり聞いたことがない。
だが、著者やそのとりまきによる「買占めまがいの行為」は、わりとある。


たとえば、以下に紹介する方法は、「買占め」とは言えないだろうが、ランキング操作を狙った<作戦>である。

ゴマブックスの「アマゾン作戦」(新文化)
ファンの購買を「いちどき・1箇所」に集中させれば、1時間置きに更新するアマゾンジャパンのランキングの上位に躍り出る可能性は高い。上位にくれば著者のファン以外の層にも注目され、さらに売上げが伸びる、という算段である。
著者に資金力がある場合は、ファンの力を借りずとも、著者とその身内だけでもこれをやる。
(ただし、露骨なまとめ買いはランキングに反映されない可能性があると思う)

もっとも、この手法は、いまではかなりポピュラーになったため、アマゾンのランキングは「荒れ」放題だ。
誰も知らないような著者の本がに上位にくることが増えたため、ランキングの信憑性は落ち、売上の伸びは昔ほど期待できないだろう。

また、これと同じような狙いをもった、著者(および取り巻き、ファンの)集中購入は、リアル書店でも起きている。

ある特定の週にだけ、特定書店のランキング上位に登場した本があるのなら、それも「作戦」である可能性は高い。


これらの「買占めまがい」の行為を、著者や出版社は<マーケティング>と呼び、販促の一環としてやっている。

こういうものが、はたしてマーケティングにあたるのかは知らないが、人によってはこれらの行為に嫌悪感を抱くことも想像に難くない。


ただし、どんなに<マーケティング>を頑張ったところで、実力以上に売れる本は多くない。

アマゾンのランキングも、リアル書店のランキングも「打ち上げ花火」みたいなものだ。
一瞬、高くまで昇ったところで、時間が経てば消えてなくなる。

本当に力のある本は、「線香花火」みたいにダラダラダラダラと売れ続けるものである。
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by aru-henshusha | 2007-02-12 00:21 | 本・出版
書評 - 学者のウソ(404 Blog Not Found)
本書のタイトルは間違っている。

本書の本当のタイトルは、「学者のウソとマコト」である。


献本に感謝すると同時に、このタイトルのまま本書を上梓してしまった関係者に猛省を促す。

本書「学者のウソ」のウソは、最近とみに増えた「ウソ」本とは一線を画している。これらの「ウソ」本はいずれもウソの鑑定、ウソの告発、そしてウソの批判に終止しているが、本書は違う。本書は「ウソまみれのこの世界に、どうやってマコトをもたらすか」を正面から本気で提案した本である。
リンク先で取り上げられてる本のタイトルが、どのような経緯で決まったかは僕は知らない。

けれど、僕がもし、SBC(ソフトバンククリエイティブね)の編集なり営業の責任者だったら、「学者のウソとマコト」いうタイトルには、なかなかOKは出さないと思う。

だって、「学者のウソ」のほうがスッキリしてるし、何より売れそうだもの。


本のタイトルというものは、必ずしも本の内容を正確に表しているものばかりではない。

というのも、本の内容を正確に表そうとすればするほど、タイトルとしての魅力が薄まっていくことが少なくないからだ(もちろん、例外もあるけれど)。


たとえば、最近読み終えた新潮新書の『好かれる方法』という本は、その内容を正確に表せば、

PRとは何か? そして、弊社プラップジャパン(注 著者の会社)はPR業界でこんなに活躍しています!

といったものになると思う。

要するに、「PR」というものの概略と、著者の会社の業務案内的な内容なのだが、それをストレートにタイトルで出したら、読者の興味はなかなか得られないわけである。


だから、新潮新書の編集者は、
PRというものがわかれば、会社(あるいは商品、サービス等)のイメージがよくなる
   ↓
会社のイメージがよくなるということは、会社が好かれるということ
   ↓
すなわち、PRとは「好かれる方法」なのだ

という発想で、『好かれる方法』というタイトルをつけたのだと思う。
(これは、あくまで僕の推理だが)

これは、必ずしも本の内容を正確に表してはいないが、ぎりぎり「ウソ」ではないだろう、というラインのタイトルであろう。


ただ、この本のアマゾンのレビューを見てもわかるように、本の内容との距離が遠すぎるタイトルは、読者の反感を買う。

正確すぎず、かといって「ウソ」にならない「演出」の範囲内で読者の興味を誘うタイトルを決めるのが、編集者、あるいは著者や営業の腕の見せ所だ。

もちろん、後々そういった小細工をしなくてもすむように、本のテーマを決める時点で「売れるタイトル」がつけられるような内容に調整するほうが、より王道な編集のあり方だとは思うのだけど。
(たとえば、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』は、内容に沿った直球のタイトルで、なおかつ魅力的である)
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by aru-henshusha | 2007-02-11 16:43 | 本・出版
仕事柄、弁護士の方にもお会いする機会がありますが、よく考えたら彼らは「イソ弁」だったのかも。

日弁連、新米弁護士に「ノキ弁」のススメ(Sankei WEB)

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しかし、外部からすると不思議な略称ですね。

今度の弁護士は「パー弁」だなんて言われたら、心配になりそうです。
(部外者が耳にする機会は少ないのかもしれませんが……)
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by aru-henshusha | 2007-02-10 22:05 | 名言・言葉
この記事書いた方、調べるのが大変だったでしょうねぇ。

髪の毛の量、ヒゲなど「社長になるルックス」を調査(Ameba News)

膨大な調査結果の詳細はリンク先に譲るとして、ここでは調査から導き出された、「社長にな(れ?)る人のルックス」を記しておきます。すなわち……

4文字の名前で、髪の毛は多く、ヒゲとピアスはダメで、写真を撮られる時は常に笑顔でネクタイは水玉に

ついでに、この条件を見事に満たしてる社長の画像をネットで見つけたので、以下にはっておきますね。

(イメージ画像、嘘みたいにピッタリです↓)
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by aru-henshusha | 2007-02-10 17:52 | ファッション・美容
数ある名言のなかで、いちばん共感を得たのは、失恋の名言でした。

【名言】 「恋愛名言-あなたが共感するのは?」 (livedoor リサーチ)
恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりマシである。 (テニソン)
19.85%
多くの人は、そういう経験を積み重ねて、それでも恋愛をしてしまうわけですしね。

なお、正確には、この調査でいちばん支持された選択肢は「特にない / わからない」でした……
この記事でも書いたんだけど、調査のやり方、これでいいのかしら)

ちなみに、僕は失恋の名言にはうるさいです。

*過去記事
失恋の格言は、奥が深い。失恋の格言を、今度は心から味わってみる。
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by aru-henshusha | 2007-02-10 00:28 | 名言・言葉
中経出版でこんなブログが始まっていた。

よしたにの出版できるかなぁ

不勉強で著者の方を知らないのだが、この方が本を出すまでの過程を中経、失礼、中継していくようなブログと思われる。
これは、なかなか面白い試みではないか。


もちろん、これまでにも、著者自身のブログで、本が出るまでの過程が書かれることはよくあった。
でも、その試みに(担当編集者はともかく)出版社が積極的に参加することは、それほどない。

というのも、出版社って(伝統的に?)「出た後勝負」みたいなところがよくあって、「本が出る前」の告知やPRは結構手薄だったりする。

まあ、出版社としても編集者としても、年間計画の中の一冊だから、出版前にそういったことに割けける(おおむね時間的)余裕がないという事情もよくわかるのだが、これぞという一冊については、こういった「出版前の告知作業」も必要だと思う。
そして、経済的な面を考えれば、ブログはそれに適した媒体だろう。


ただ、同業者としてはどうしても、こういったブログの告知効果が気になるところだ。

今回のブログはすでに話題になっているようだけど、ヘタをすると<「告知のためのブログ」の告知>がうまくいかず、読者がほとんどいないこともありうるので。
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by aru-henshusha | 2007-02-09 12:58 | 本・出版
「体重は6割がウソ」――出会い系自己申告の正直度は?(ITmedia News)
コーネル大学の調査員らは、ユーザーが自分でプロフィールを作成する人気のデートサイト、Match.com、Yahoo! Personals、American Singles、Webdateのニューヨーク市在住の利用者に対し、地元紙やCraigslist.comで調査参加者を募り、男女40人ずつ80人を集めた。

その後、参加者のプロフィールを各デートサイトから収集し、免許証と比較した。身長の場合0.5インチ以上、体重の場合5ポンド以上、年齢の場合 1歳以上を基準として照合。その結果、男性では約52.6%、女性は39%が身長を偽り、体重では男性の60.5%、女性の64.1%が嘘をついていた。年齢では男性の24.3%、女性の13.1%がさば読んでいたという。
男性でも、6割が体重を偽るというのが意外でした。
肥満の人が多いと思われる、アメリカの調査ならではの結果なんでしょうかねぇ。

僕は体重を偽るどころか、しばらく量ってもいないです……
(体重計に乗るのが怖いんですもの)
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by aru-henshusha | 2007-02-08 17:48 | 恋愛・男女