2008年 09月

「ブログ書きたくないぁ」が「ブログ書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ。 [2008-09-24 22:37 by aru-henshusha]
いま飛ぶ鳥を落とす勢いの、「石井ちゃん語録」ベスト10を選んでみた。 [2008-09-24 21:23 by aru-henshusha]
「トゲアリトゲナシトゲトゲ」って、けっきょくトゲがあるんだろうか? [2008-09-24 20:40 by aru-henshusha]
「ずっと一緒にいようね」と、簡単に言える男を信じるな。 [2008-09-16 00:13 by aru-henshusha]
『私鉄探検』を、生粋の「私鉄っ子」が読んで感じたこと。 [2008-09-15 22:54 by aru-henshusha]
小学館新書の正体は、「ドラえもん新書」だった?! [2008-09-15 21:51 by aru-henshusha]
優秀な部下を育てられるのは、やさしい上司よりも理不尽な上司。 [2008-09-08 01:07 by aru-henshusha]
このノウハウで「恋の問題解決」も可能になる?! 話題の「ファンクショナル・アプローチ」。 [2008-09-07 16:10 by aru-henshusha]
僕が書評を書くときに、一番大事にしてること。 [2008-09-03 14:32 by aru-henshusha]
『あたらしい戦略の教科書』に、本当の「あたらしさ」はあるのだろうか?(追記アリ) [2008-09-01 18:37 by aru-henshusha]
異性を気持ちよ~くする、「キススキカ」の法則とは? [2008-09-01 17:20 by aru-henshusha]
相手の告白を上手に断る、4つの言葉。 [2008-09-01 17:03 by aru-henshusha]
『36倍売れた! 仕組み思考術』は、「今年一番もったいない一冊」である。 [2008-09-01 00:50 by aru-henshusha]

お~、これでついにたまっていた献本の山から解放されそうです(他にいただいてた本、ないですよね?)

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

は担当編集の方からいただきました。

著者のブログ、モチベーションは楽しさ創造からを愛読している身としては、うれしい一冊です。

さて、めずらしく本全体の感想を述べようと思ったのですが、これはこの本の出版元の社長、干場さんのお言葉を借りたほうが早いでしょう。

「特に目新しいことが書いてあるわけではありませんが、一応上司歴四半世紀のわたくしからみても、必要なことはみんな簡潔に押さえられている、一冊手元にあると重宝な一押し上司本です!」この記事より引用)

と、シリーズの性格もあるのでしょうが、予想以上にオーソドックスな一冊でした。


まあ、全体論はそれぐらいにして、個人的に目を引かれたのが、以下に紹介するフレームワーク(と流行り言葉を使ってみたけど、意味違うかも…)

●「やりたくない」が「やるぞ!」に変わる5ステップ

1 「やりたくない」「現状を変えたくない」
       ↓
2 「今のままではまずい」
       ↓
3 「変化するとこんないいことがある」
       ↓
4 「自分ならば変化できる」
       ↓
5 「よし、やるぞ!」


上司(リーダー)の役割の1つには、部下にこのステップを踏ませるためのサポートをすることがあるというわけです(その具体的な方法は本書の中に書かれています)


さて、いまだ部下がいない平社員の僕としては、今回、この5ステップを応用して、自分のやる気を引き出してみました。

題して、最近、更新がガタ落ちな当ブログを書くための、
「ブログ書きたくないぁ」が「書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ


●「ブログ書きたくないぁ」が「書くぞ!」に変わる、魔法の5ステップ

1 「やりたくない」「現状を変えたくない」
(忙しいんだよなぁ、明日朝までに原稿入れないとマズイんだよなぁ<実話です>
       ↓
2 「今のままではまずい」

(でも最近更新してないよなぁ、ネタも献本もたまる一方だしなぁ、アクセスも落ちてるしなぁ)
       ↓
3 「変化するとこんないいことがある」

(更新したらいろいろな人に読んでもらえてうれしいよなぁ、ネタも献本も紹介できるしなぁ)
       ↓
4 「自分ならば変化できる」

(書こうと思えばブログなんてすぐ書けるし、原稿整理もチャチャッとできるでしょう)
       ↓
5 「よし、やるぞ!」

(よし、ブログ書きます!)

というわけで、この5ステップを脳内でシミュレートし、見事ひさしぶりに当ブログを更新できました。

もっとも、原稿整理はそこまでチャチャッとはいかず。
そこらへんの読みの甘さが、人の上にたつ人間とは程遠いようです……


●オマケ
あまり他社を利するのも何なんですが、本書をアマゾンで買うという人は、今日明日で購入するとお得だそうです。

部下の「やる気」を育てる! アマゾンキャンペーン

キャンペーンのことを何も言わない担当さんの奥ゆかしさにほだされ(?)、つい紹介してしまいました(著者のブログのファンというのもありますが)

ただし、キャンペーンがあるので○日に絶対紹介してください!的なことを言われると、かえって紹介したくないんですよねぇ(そもそも僕、他社の人間ですし……)


*当ブログへの献本は、以下のルールに則っていただける限り、歓迎いたします。
当ブログへの「献本ルール」を、ここらでハッキリ決めようと思います。
う~ん、柔道を見ない人にも、石井ちゃんで通じるかしら?

奔放な発言で話題騒然の、北京オリンピック柔道(100kg超級) 金メダリスト、石井慧選手の名言(迷言)を10選んでみました。特に順位はつけていません。


3分過ぎたら石井ちゃんタイム、カップラーメンの石井とみんなは言ってます
(無尽蔵のスタミナがあるため、3分ほど過ぎるとバテ出す相手に比べ、自分は優位に立てると自分の柔道をカップ麺に例えている。)(NHKスペシャル)
*注 Nスペをリアルタイムで見ていて、このくだりで、お茶吹きそうになりました

幸せな人には負けたくない
(同階級のライバル、井上康生が北京五輪を前に東原亜希と結婚したことについて)


俺が本気で腹筋に力を入れたら相手は諦めた方がいい。どんな技もかからない。

ウツでも金

オリンピックのプレッシャーなんて、齋藤先生(斎藤仁)のプレッシャーに比べたら屁のツッパリ(すっぱ)にもなりません。
(北京五輪優勝後インタビュー)

思いっきり遊びたいです。…やっぱり練習したいです
(上記インタビューの直後の発言)
*注 齋藤を意識して言い直したっぽい

「ゆっくり休めましたか?」の問いに「ボクが休むのは死ぬ時です

オスとして魅力を感じて室伏選手(室伏広治)に握手を求めました。でも、僕のほうが握力強かったですね
(北京五輪解団式インタビュー)

自分はプロですから、野獣としての
(北京五輪解団式インタビュー)

僕は握手しただけで相手のことがすべて分かる。薄々こういうふうになるんじゃないかなと思っていた。以心伝心という言葉がありますが、ちょっと待てと念を送ったんですがダメでした
(福田首相(当時)突然の辞任について、記者団より質問されて)

*出典:すべて石井慧 - Wikipediaより)

中にはマジメな発言もあったんですが、ネタに走ってしまいました。申し訳ない。

なお、語録モノは当ブログで人気があるシリーズです。
興味がある方は、過去の関連エントリもあわせてどうぞ。

「押尾学語録」を見ていると、悩みとかどうでもよくなるね。
KAT-TUN田中語録は、あの押尾語録を超えられるか?
完全保存版! 僕らの「加藤鷹」名言集。
こういうネタは夏休み中に紹介すればよかった気もしますが……

実物を見てみたい、変わった名前の生物ランキング(gooランキング)

1 オジサン
2 ミッキーマウスノキ
3 セニョリータ
4 キソウテンガイ
5 コンペイトウ
6 ナンジャモンジャゴケ
7 アバチャン
8 トゲアリトゲナシトゲトゲ
9 ニッポンダカラ
10 ハクションクラゲ
*リンク先では、30位まで紹介

で、この中で気になったのが、このトゲアリトゲナシトゲトゲ

トゲがあるんだかないんだかハッキリしない名前ですが、そもそも、まだ虫自体の生息が確認されていないんだとか。

ちなみに、トゲナシトゲトゲはその名前どおりトゲがないそうです。

いわゆるトゲトゲの画像はこちらでご確認を。

トゲハムシ亜科
献本ものが続きます(本書も担当編集の方からいただきました)。

バイバイ

HYというバンドのボーカルの方が出された詩集です(第一弾の『あなたへ』もメチャメチャ売れてます)。

詩集はあまり読まないし、私生活でも「バイバイ」されっぱなし(?)の僕としては、読むのがつらいかもなぁとも思ったのですが、これがとてもいい本で。


最初は気に入った詩(or詞)を紹介しようと考えていたのですが、次のエピソードを読んで気が変わりました。
僕が紹介するとしたら、やはり、これしかないだろう、と。

(「永遠に」とか「ずっと一緒にいようね」という言葉を使いがちだった著者に、そういう言葉を言ってあげたいけれど、嘘はつきたくないと、彼氏が言ったときの話)

 初めて言われた時、私は彼の言った言葉の意味が一瞬わからなくて泣いてしまいました。でも、彼はすぐにこう続けて言いました。
「今は二人共愛し合っているけれど、この先何があるか、誰にもわからない。もしかしたら、いずに好きな人ができるかもしれないし、オレに好きな人ができるかもしれない。今は好き合っているから、今の気持ちだけで『ずっと一緒にいようね』って言うことはできるけど、本当にそれでいいのかな?『ずっと一緒』ってそんなに簡単に口にしていい言葉だとは思わない。だから、今は言いたくない。本当にお互いに理解し合えて、尊重して、生涯共に添いとげられる相手として、心から愛してると言えるようになってから言いたいんだ
 彼に言われてから私は思いました。この人は、ちゃんと言葉の持つ力を知ってる人なのかもしれない。彼にならついて行きたいなと。
この彼の言葉を「理屈っぽい」と思った女性(男性)もいるかもしれません。
けれど、こういう理屈、僕は好きなんですよね。

著者は、彼のことを「言葉の持つ力を知ってる人」と書いていますが、僕の言葉でいえば、彼は言葉に対しても、その言葉を投げかける相手に対しても誠実なんだと思います。

じつは、それは僕がひそかに目指していることでもあったりして。


僕は「編集者」という、言葉を扱う職業についたときから、できるだけ言葉に対して誠実でありたいと思っています。
むろん、本のコピーなどであおったりするときはあるのですが、それもいちおう分をわきまえて。

たとえば、著者と話すとき、僕は件の彼氏のように、「簡単に言ってはいけない言葉を、簡単に言わない」ように気をつけています。

たとえ、それが一時、著者を喜ばすとしても、あとから一瞬で「キャンセル」しうる喜ばせ方を、僕はしません。


同業者の中には、僕と正反対な言葉の使い方をする人もいます。
その場のノリで、著者を持ち上げるだけ持ち上げて、何の根拠もない約束をして、風向きが変わったらもう目もくれない。

それでも、そのときが楽しかったのなら、いいじゃないか。

なるほど、そういう言い方・生き方もあるとは思います。
でも、僕はそういうふうには言えないし、生きたくもない。


恋愛の話に戻しましょう。

「ずっと一緒にいようね」と簡単に言える男(女)を、僕は信用しません。
その言葉には、使いどきがあると思うし、やはり、一生に何回も言える言葉ではないと思うから。

どれだけの人に共感してもらえるかはわかりませんが、僕にとっては言葉を大事にできる人こそが、人を大事にできる人なのです。


『バイバイ』には、言葉を大事できる人だけが、人を大事にできる人だけが、書ける言葉が詰まっています。



*当ブログへの献本は、以下のルールに則っていただける限り、歓迎いたします。
当ブログへの「献本ルール」を、ここらでハッキリ決めようと思います。
担当編集者から献本いただきました。
だいぶ時間があいてしまったので、ひたすら申し訳ないです。

私鉄探検

さて、本書は一言でいえば「私鉄の沿線文化」を取り上げたガイドブック。

取り上げられている私鉄沿線は、西武、京王、京急、近鉄、阪急・阪神などですが、何を隠そう、僕は西武線沿線の生まれなんですよねぇ。


くしくも本の第1章が「西武鉄道」について書かれていて、期待と不安(?)を胸に読み始めたのですが……


読んで改めて思ったのは、「私鉄」って「私(たち)の鉄道」なんだなぁということ。

僕の例でいえば、子供のころから他の電車の沿線に引っ越すまで、とにかく西武線ばかり乗っていたんですよね。
とくに、大江戸線が開通するまでは、西武(池袋)線沿線の人って、盛り場が基本的には池袋しかなくて、買物するにも映画観るのも、黄色い電車に乗り込んで。

だから、西武線(沿線)には愛着があるんです。
その分、この本には「人より楽しめるところ」と「人より楽しめないところ」が同居していて。


たとえば、本書では西武線を語るのに「キャラクター」というキーワードを持ち出して、手塚治が長い期間西武線沿線に住んでいたとか、所沢のあたりの地名や風景が「となりのトトロ」のモデルになっているとかといったエピソードが語られます。

それらの話に、「ああ、あそこね」とか「知ってる、知ってる」と膝を叩く自分もいるのですが、同時に、臨死!!江古田ちゃんで注目されだした江古田駅についても書いてほしかったなぁとか、そもそも池袋の街の変遷とかも興味があるんだよねぇ、と思う自分もいて。

それもこれも、「私の鉄道」にまつわる本だから、ついつい気になってしまうと思うんですけどね。
その意味では、本書を純粋に楽しめるのは、もしかしたら「公鉄(?)っ子」なのかもしれません。


*当ブログへの献本は、以下のルールに則っていただける限り、歓迎いたします。
当ブログへの「献本ルール」を、ここらでハッキリ決めようと思います。
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10月に小学館から新書シリーズ(小学館101新書というのだとか)が出るってのは聞いていましたが、こういう「ルックス」だとは想像していませんでした。

左は『読書進化論』のカバー。

見ての通り、ドラえもんのポケットがモチーフになってますよね。

ほかの著者のブログでも、このデザインが確認できたので、シリーズ全体で「ドラえもん新書」の様相を呈しているようです。
*参考:ドラえもん?

ちなみに注目のラインナップは、下のリンクでも言われているように「かたいな~」の一言ですよね。
*参考:小学館101新書だそうで

天下の小学館さんなんだから、一冊ニ冊は大博打をしてほしかったものですが。
なんだか、幻冬舎新書や角川oneテーマ新書あたりがこのラインナップでもおかしくないような気が……
最近、また高橋がなりにハマっている。

以前から好きな人物の一人ではあったのだけれど(このブログも愛読してた)、先日ふとしたキッカケで彼の著書を手に取り、その仕事哲学にふれている。

経歴を見ればわかるように、決してエリート街道を歩んできた人物ではないからこそ、その言葉の普遍性は高い。

というわけで、少し古い本からの引用になるけれど、気になった言葉を紹介する。

上司は理不尽にならないといけないんです。そうすると部下たちは、“結果”を出さなければならないということを体で知って、「プロ」に育っていけるからです。何につけ理由をちゃんと聞いてあげると、部下はどんどん甘えるようになる。これを僕は「弱者の連鎖反応」と呼んでいます。かといって、理不尽なだけではダメで、嫌われながらも慕われる上司にならなくてはいけない。「このオヤジ、理不尽だけど、才能が圧倒的に違うわ」と。(『がなり説法』75ページ)
「理不尽な上司」には、理屈は通じない。
僕もそういう人の下にいたことがあるからわかるけど、こちらにどんなに理があろうと、企画や提案に容赦なく「NO」を突き付けてくる。

そういう経験から学んだのは、「とにかく実績を作って、こいつを黙らせるしかない」という<仕事上の腕力>を手に入れる必要性だった。
その結果、僕はたぶん、やさしい上司の下にいる数倍のスピードで成長できたと思う。

物わかりはいいけど力(才能も権力も)がない上司と、理不尽だけど力がある上司の二人がいるとしたら、若ければ若いほど、後者の下についたほうがいい。

もっとも、部下が上司を選べる機会はまずないから、理不尽な上司の下についたとき、このことを思い出せればいいだろう。

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