本も雑誌も、疑いなさい。
2005年 03月 08日
書籍を信用しても大丈夫?
この記事に書かれているように、本であろうと雑誌であろうと、基本的には「疑う視点」をもったほうがいい。
雑誌だったら、スポンサーに迷惑をかけるような記事を載せないのは当然だろう。
また、ビジネス書の世界によく見られる、特定企業を「著者」とした書籍だって、基本は「提灯本」である。
「著者」が数百、数千と購入するのが前提で本を作っているのだから、企業に不利な記述があるわけがない。
僕はべつに、そういう本作りを肯定しようとは思わない。
しかし、会社として「そういう本」を作りたいと思う気持ちは、理解できる。
キレイゴトだけで組織が成り立てば、それに如くことはない。
だが、現実はそううまくはいかないものだ。
本当に役立つ情報を知りたいのなら、本も雑誌も(あるいはテレビも新聞も)、まずは疑ってみることである。