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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

「書く」と「話す」は、違う才能。

今日は久々に、高橋がなりさんのブログに登場していただきます。

#118 - このブログ、本当にご自分でお書きになっているんですか?

この記事のなかで、がなりさんは、このブログの回答は自分で書いているわけではないことを明かしています。

がなりさん・しゃべる→ライターさん・書く→ブログ担当・更新する

と、このサイクルで、まわしているのだとか。

僕からすれば、当然そういう流れなのだろうと思っていたのですが、コメント欄を見ると、がなりさん本人が書いていると思っていた人もいるようで。
まあ、そう思わせたのは、ライターの人の腕のよさもあるのでしょう。

出版の世界では、口述筆記はめずらしいことではありません。
知っている方も多いでしょうが、『バカの壁』だって、編集者による聞き書きです。

僕は、「書く」と「話す」は違う才能だと思います。
もちろん、その両方の才能を有している人もいるけれど、どちらかといえば両者が並び立たないことが多いのではないでしょうか。

でも、だからこそ、プロの「話し手」と「書き手」が合わさって、いい本を作れることだってあります。その意味で、

物事の背景や工程よりも、結果として生まれたものを”美味しければ美味しい、不味ければ不味い”と思えばいい

というがなりさんの言葉は、非常に的を射ているでしょう。
by aru-henshusha | 2005-03-09 12:55 | 本・出版