日本人だからといって、日本人選手を応援する義理はない。
2005年 03月 19日
「荒川静香のコーチは恰幅がいいなぁ」「安藤美姫は、相変わらずかわいいなぁ」などと、どうでもいいことを考えながら画面を眺めていたのだけど、優勝したイリーナ・スルツカヤの演技にだけは見入った。
やはり、どんなスポーツでも、トップの人間のパフォーマンスには、人をひきつけるものがある。
高度な技をノーミスでバンバンこなしていく彼女は、(多少人間離れしている感もあるが)めちゃめちゃカッコよかった。
だけど、その感動もつかの間で、番組の進行役のタレントの発言を聞いて萎えた。
だって、日本人選手の話しかしないんだもの。
「日本人選手の笑顔が、最後に見れてよかったです」
「表彰台はトリノのときまでとっておいたんですよ」
(発言はうろ覚えです)
なんじゃそりゃ。
僕は、べつに日本人だけど、日本人選手を応援しているわけではない。
というより、日本人だからといって、日本人を応援する義理はないと思っている。
好きな選手、最高のパフォーマンスを見せてくれる選手を応援するだけだ。
僕みたいな人間は、他の人にいわせれば「非国民」なのかもしれないが、それはそれでかまわない。
僕はただ、表彰台に上がれなかった同胞と同じくらい、表彰台に上がった異国の選手を称えたい。
とはいえ、ニュースを見ても、こんな見出しがついているわけだけど。
村主が5位、安藤は6位 世界フィギュア最終日
イリーナ1位、じゃダメなんでしょうねぇ。

