自殺は、何も解決しない。
2005年 03月 21日
「セクハラしていない」 東北大助教授が自殺
記事を読む限りでは、実際にセクハラの自殺があったかどうかはわからない。
しかし、この助教授の遺書にあるように、たとえ「セクハラはなかった」としても、死んでしまえばそれは証明しようがない。
「抗議の自殺」は、真相を「藪の中」に葬っただけである。
彼という存在は、「セクハラをした(かもしれない)東北大の助教授」として、一定期間、世間に記憶されるだけだ。
自殺は何も解決しない。
そんなことは、きっと彼自身も、わかっていたのだろうけれど。
どんな形であれ真実を語ることよりも、永久に口を閉ざすことを、彼は選んだ。
その理由は、いまとなっては聞くこともできない。

