ただ好きだからじゃ、ダメかしら。
2005年 03月 31日
飲んでるときに文章を書くのは、もともと荒い文章がさらに荒れるので、本当はしたくないんです。
でも、こういう記事を読んでしまうと、ついつい書きたい気持ちがむくむくと起き上がってしまう。
判断の見極めもむずかしいっす(未公認なんですぅ)
前半のルビ云々の話について、とくに言いたいことはありません。
それは各担当者が決めることだし、明確な「正解」など存在しないものだと僕は思うから。
ここで僕が書きたいのは、あまろ~ねさんの「他の編集者のみなさんは、なぜ本をつくり続けているのでしょうか。」という問いかけへの答えです。
で、その答えは、無理やり一言にまとめれば、次のようになります。
「ただ、好きだから」
誤解しないでいただきたいのですが、もちろん、厳密に言えば、これだけが答えではありません。
僕は僕なりに、いろいろな希望、あるいは打算をもってこの業界に入り、書籍編集に携わってきました。
「素晴らしい著者が書いた、素晴らしい作品を後世に残したい」
「一冊の本を作ることで、どんな形でもいいから読者の人のお役に立ちたい」
「本を作るということを通じて、自分自身が気づきを得て、世界観を変えたい」
そんな、就活中の学生でも考えそうな青臭い夢だって、いまだにもっています。
でも、そういうのはしょせん「後づけ」だと思うんです。
あるいは、自分の心のモヤモヤを「それらしく」整理しただけに過ぎないと考えます。
それらは、僕が本を作り続ける理由の上澄みでしかない。
僕は、本を作るのが好きです。最近、ますます好きになりました。
そのために、(世間から見れば)犠牲にしているものも多々あります。
けれど、それが「苦」だとは思っていません。
話は変わりますが、僕には6年近く付き合っている彼女がいます。
しかし、「なぜ付き合い続けているか」など一度も考えたことはありません。
本作りといっしょで、ただ好きだからです。
その「好き」を因数分解する必要性を、まったく感じません。
僕は、ただただ本を作ることが好きだから、本を作っています。
悩むとしても、「なぜ本を作り続けるか」ではなく、「どういう本を作るべきか」を悩むだけです。
(僕がいま書いていることは、あまろ~ねさんの求めていた答えではないでしょうし、まったく参考にはならないでしょう。
だけど、どうしても書きたい気持ちが止まないので書きました。
こういう奴もいるんだな~、ぐらいに流していただけると幸いです)

