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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

婦人公論ブログに見る、編集者的文章の特徴。

いつのまにやら、「婦人公論 the 90th anniversary blog」なるものができていた。

このブログは、二人の編集者の手で運営していくようだ。
両者の記事を読んでみたが、お二人とも、なかなか筆が立つお方である。

だけど、どちらの文章も、非常に「編集者的」である。
「編集者的」とは、言い換えれば「優等生的」ということだ。
上手だけれど、同時に味がない文章である。

逆に、作家の文章は、おおむね「天才的」である。
そこには一人ひとりの味がある。
その味は、簡単には真似できない。
だから、彼らの文章は読者に求められる。

うまい文章を書くことは、練習しだいで誰でもできる。
しかし、味のある文章を書くのは、誰もができることではない。

僕はそのために、作家なる職業が存在すると思っている。
(もちろん、他にも存在意義はあるが)
だけど、そういう思いで文章を書く作家ばかりではないというのが、悩ましい現実である。
by aru-henshusha | 2005-04-08 00:04 | 本・出版