それでも本が高いのならば、僕らはどうすればいいのだろう?
2005年 04月 12日
よって、もう一度だけ、この問題について考えてみようと思う。
(本当は、まじめな話を書いた後は、バカ話でクルーダウンしたいのだが)
まず、僕やesさんの記事は、あくまで作り手の視点からの意見を述べたものである。
二人とも、「本は高い」と言う読者が少なくない、ということは知っている。
だけど、その値段は、他のコンテンツ(たとえばCDなど)とくらべて不当に高くはないことだけは主張しておきたいから、それぞれ思うところを述べた。
次に、それらをうけてnikuoyajiさん、たとえばさんが以下のような補足をされている。
本の値段
それでも本が高いと感じる3つの理由。
お二人の意見は、読み手の視点で書かれている。
大雑把に言えば、業界的にその値段が適正なのはわかるが、読者から見たらやっぱり高いんだよ、ということだ。
その理屈は、もちろん僕だってわかる(僕だって他社の本の前では「一読者」だもの)。
内容に比べて、感覚的に高いな~と思う本は何冊もある。
で、この記事のタイトルに戻る。
じゃあ、僕らはどうすればいいんだろう? というわけだ。
nikuoyajiさんの言うように、選べる答えは2つしかない。
本の値段をもっと安くするか、その値段を高いと感じさせない本を作るかだ。
前者の答えを選ぶと、これは業界全体を巻き込んで考えなければいけない問題になる。
同時に、僕の不勉強をさらすようで恥ずかしいが、流通にメスを入れることで(それがどれほどの困難さを伴うかすら不明)、どれだけ定価に跳ね返ってくるかもわからない。
このあたりは、未公認なんですぅのあまろ~ねさんに妙案があるのではないかと期待している(というか、丸投げですみません)。
で、いまの僕のレベルで答えるとしたら、やはり後者を選ぶしかない。
デミアンさんのコメントにあるように、内容から見ても高くはないと思える本を、一生懸命作っていくしかないと考えている。
(この結論は極真白帯さんとまったく同じである)
なお、あくまで公称だが、『世界の中心で愛を叫ぶ』は1470円という定価でも、320万部を超えている。
作り手としては、売れない理由を値段の高さに求めるのではなく、その内容に求めるべきであろう。
(もっとも、個人的には「セカチュー」なんて、タダでも読みたくないのだが)

