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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

失恋の格言は、奥が深い。

お気に入りサイト世界傑作格言集に、「失恋の格言」というコーナーがある。
ここで、紹介されている言葉は、どれも含蓄のあるものばかりで面白い。

今日は、この場を借りて、いくつか紹介してみたい。

まずは、小津安二郎の失恋の格言。

・男女の仲というのは、夕食を二人っきりで三度して、それでどうにかならなかったときはあきらめろ。

(ああ、わかるわかる。特に男性は覚えておいたほうがいい言葉)

次に、僕の大好きなラ・ロシュフコーの言葉。

・嫉妬は常に恋と共に生まれる。しかし必ずしも恋と共には滅びない。

もういっちょう。

・二人の間に恋がなくなったとき、愛し愛された昔を恥ずかしく思わない人はほとんどいない。

(異論もあるでしょうが、この冷たい断定がたまらないんです)

リルケの言葉は、もっとシビア。

・世間の恋人達を見るがいい。やっと告白が始まるときにはもう欺(あざむ)いている。


それでも、失恋の尊さを説くのは伊藤左千夫。

・恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。

最後に、フィリス・デバレの言葉でオチをつけましょうか。

・失恋すると、5年後に素晴らしい事が起こります。
エレベーターに乗ったら、ハゲて太ったあの人がいて、葉巻をくゆらせながら「ずいぶん長いこと会わなかったね」なんて言ってたりするの。


まあ、いつかは時間が解決するということで。

それにしても、奥が深いわ。
by aru-henshusha | 2005-04-18 23:48 | 本・出版