ニッチな層への広告戦略は成功するか?
2004年 12月 31日
faresterさんのところで見つけた佐々木俊尚の「ITジャーナル」に、興味深い記事が。
日用品化するインターネットの生き残り策
この記事の中で、日本に新規参入する検索エンジン運営会社の社長が、大手とは違う顧客をつかむため、次のような広告戦略の仕方をあげている。
「たとえば普通のテクノロジ企業が出稿しないようなメディアに広告を出すという方法もある。たとえば家庭画報とかミセスとか、あるいはコスモポリタン、VERYみたいな雑誌とか」
なるほどな、と思う反面、多少の疑問も残る。
普通のテクノロジ企業が出稿しないのは、やはりその購読者は顧客として「ない」と思ったからでしょう。
人の狙わないところを狙うのも結構だが、裏を読みすぎると大失敗もしかねない。
ここらへんのバランスは難しい。
だいたい「コスモポリタン」「VERY]の読者は既存の検索エンジンを使いこなしているだろうしな~
まずはきっちり読者層をつかむことが肝要だろう。
*ということで、年内の更新はこれにて打ち止め。
みなさん(って誰が見てるんだか?)、よいお年を。