マスコミは、人の不幸にすぐ群がる。
2005年 05月 30日
すると、驚いたことに、病院の入り口という入り口を、マスコミ関係者と思しき集団がかためている。
「いったい、何があったんだろう?」
その場ではよくわからなかったけれど、会社に戻ってこのニュースを見て、やって状況を理解した。
<二子山親方>人気集めた元大関貴ノ花が死去、55歳
(exciteニュース)
誰かに確かめたわけじゃないけれど、きっとあの病院で、二子山親方がなくなったのだ。
外にいたマスコミ関係者は、故人の親族が出てくるの待っていたのだろう。
僕は、広義のマスコミ関係者だから、彼らの行為を非難する気も権利もない。
でも、それが仕事だとはいえ、因果な仕事である。
人の不幸を我先に伝えるために、彼らは雨の中を待ち続ける。
いったい、どんな気分で待ち続けているのだろう。
僕には、その気持ちはわからない。
ただ足早に、その場を去った。