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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

<特別企画・まとめ>みんなみんな、働いている。

時々、自分はどうしてこんなに働いているのだろう、と思うことがある。

夜も更けて、誰もいない会社で、何度も何度もアクビをかみ殺しながら、ひとり黙々と机に(ゲラに、パソコンに)向かっているとき――
自分は、何でこんなに頑張っているのだろう、と不思議になる。

社会人になるまでは、自分がこれほど仕事をする人間だとは思わなかった。
仕事なんてさっさと終わらせて、家でゆっくり本を読んだり、TVを見たり、たまには仲間と酒を呑んだり、デートをしたり。

でも、編集者になったとたん、毎日毎日仕事に追われ、時間はなくなり、生活リズムは他人とずれて。
いやがおうでも、仕事と向き合って生きることになった。

毎日毎日、仕事仕事。休日だって、気は抜けない。
面白いもの、気になること、それらはすべて仕事のタネ。
気がつけば、また仕事のことを考えている。

だけど、そうやって日々忙しくしているのは、僕だけじゃない。
今回の<特別企画>を通じて、そのことを再認識した。

編集者も、記者も、ライターも、営業も、経営者も、書店員も、みんなみんな働いている。
1日のリズムは違うし、忙しさの中身も異なるけれど、みんなみんな働いている。

みんなが働いているからこそ、本や雑誌や新聞が読者のもとに届いていく。
そうして、届けたい話や思いが、伝わっていく。

僕らの1日は忙しなくて、疲れることも多いかもしれないけれど、意味のある1日じゃないかと、ちょっぴり思う。
そんな1日1日を積み重ねることで、すこしずつ人は成長するのかもしれない。

誰かが頑張っているから自分も頑張ろうという考え方は、僕はあまり好きではない。
自分が頑張りたいから、頑張るだけである。

けれど、今回だけは、いろんな人の1日に励まされた。
僕は頑張る。僕も頑張る。

でも、その前に。
今日1日、お疲れ様でした。

追記
今回の企画にご協力いただいた方、本当にありがとうございました。
何のお礼もできず、正直心苦しいです。

皆さんお忙しい方ばかりでしょうが、もしよろしかったら、一度暑気払いでもしませんか?
(と人見知りの癖に、勇気を出して言ってみる)

「ここで書いたのも何かの縁」と思う奇特な方は、お声をかけてくだされば幸いです。

暑気払い、何人集まるかわかりませんがやることに決めました
by aru-henshusha | 2005-07-01 00:20 | 特別企画