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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

著者と編集者の関係を考える。

以前、 岡本吏郎氏のブログに触発されて、次の記事(「エントリー」と言うらしいですね)を書いた。

著者は、どこまで口を出すべきか?

で、本日、御本人から直々にトラックバックを頂いたので(ただし、こちらのブログ上では文字化けしているが)、多少補足したい。

まず、本のタイトル、見出しやカバーは編集者のものと思う編集者が多いという点について。

最初に断っておくが、これはあくまで、実用書・ビジネス書の編集者にそういう人が多いということである。
文芸の編集者は、本作りのやりかたが違うだろうし、僕自身その世界には疎いので分からない。

では、なぜ実用系の編集者は「ここからは編集者の仕事」という線引きをしたがるのか。
これは、著者と編集者の関係を市場の人と料理人にたとえると、多少は分かりやすいのかもしれない。

料理人(編集者)は市場の人(著者)から、料理(本)の材料(原稿、資料等)を手に入れる。
それ以降の調理・味付け(章の構成、文章の校正、見だしつけ、レイアウト等)は、あくまで料理人(編集者)の仕事でしょう、というスタンスなわけだ。

とりわけ、実用書・ビジネス書の著者は、独自のノウハウはもっているけど、文章やキャッチコピーについては素人の人が多いというのも、編集者がこういった考え方をする要因である。
(岡本氏がそうだというわけではない。念のため)

*この項、長くなりそうなので続く
by aru-henshusha | 2005-01-05 13:22 | 本・出版