Amazonのおかげで、重版の喜びは失われるのか?
2005年 11月 04日
(ITmedia ニュース)
米Amazon.comは11月3日、インターネットを使って書籍の本文に有料でアクセスできる2種類の新プログラムを開発中だと発表した。
このうち「Amazon Pages」は、1冊の本の中で必要なページだけをオンラインで購入できる“バラ売り”プログラム。例えばマーケティングに関心のある起業家が、ビジネス書の中から必要な章だけを選んで購入するといった使い方ができる。
まあ、このシステムが日本で導入されるのはまだまだ先でしょうが(導入されないかもしれし)、こういったオンライン購入が主流になると、出版から「重版」というものが失われてしまうのかも。
著者と編集者の会話も、
「先生、『***』がまた重版かかりました! 今度は5000部です!」
↓
「先生の新作、3章(だけが)1万ダウンロード突破です! おめでとうございます!」
てな具合になったりして。
う~ん、なんか変な感じ。