「手帳術」の本を買う暇があったら、「手帳」を買って仕事しろ。
2005年 11月 16日
そもそも「成功している人は手帳をこのように使ってます」というだけの話で、「手帳をこのように使えば成功します」とイコールじゃないことぐらいわかるだろうに。人生楽してうまくやろうなどという甘い考えの持ち主がそれだけ多いということか。
「手帳術」本をわんさか作っている出版業界の一員が言うのもなんですが、この方の意見には基本的に賛成です。
いわゆるハウツー本全般に言えることですが、「成功者のハウツー」は、その成功を作り上げた「一部」でしかないんですよね。
彼が実際の成功を収めるまでには、「魔法のハウツー」以外にも、地味な努力や膨大な労働、時勢、運と様々な要素があるわけで。
べつに「形」から入ることを否定する気はありませんが、世の中には「形」だけで満足してしまう人が多いこともまた事実。
手帳の形や使い方にこだわる前に、まずは手帳を買って、がんがんアポを入れて仕事をしまくったほうが、結果として成功が近づくかもしれません。
まあ、そういう愚直なノウハウは、なかなか本には書かれていないのも現状ですが。