石田衣良が作家になったのは、「CREA」の星占いのおかげ?!
2005年 11月 27日
石田が小説家を目指したのは7歳のときだった。実際に行動に移したのは、広告制作会社で働いていたころ。雑誌の占い特集が人生を変えた。
「96年の4月、このおひつじ座のところなんですよね」
と言って石田はそのときの女性誌を開いてくれた。
「本当にその通りで、『これから2年間、牡羊座は10月の土星の下に入るので、期日を切ってなにか真剣に自分の中のものを出して仕事をすると良い』。そう言われたら長いもの書くしかないな、コピーの仕事はもう十分だな、と。あんまり苦労のない人生でした。あ、でも、今、苦労しています(笑)」
石田さんが開いている雑誌の表紙を見る限り、この女性誌は「CREA」ではないかと。
それにしても、人間、いろいろなキッカケがありますなぁ。