やなせたかし、西原理恵子に人生を語る。
2006年 01月 01日
夢の新春対談:アンパンマンと毎日かあさん/上(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
やなせ 僕はその「上京ものがたり」が一番好きなんだ。ホステスなんてやったことないし。というか出来ないし(笑)。生きていくっていうのは、満員電車に乗るようなものでね。その中で席を見つけるということなんですよ。頑張ってずーっと乗ってると、いつの間にか1人2人と降りていく。「わあっ、あそこ空いた」って(笑)。満員でも、無理矢理乗っちゃうんです。やめたらダメ。降りたら終わり。あきらめさえしなければ、貧乏でも何でも、必ず糧になる。ミニスカパブも、夫と別れるのもね(笑)。後で考えると、やっぱり何かにつながってる。必要なんだ。まだまだ、僕は席を探して立ってる途中です。
いつか、席があくのかねぇ。