すし屋の「松竹梅」は、もともと平等だったらしい。
2006年 01月 10日
(引用者注 松、竹、梅は)もともとは、中国で寒さに耐えるこの3つを「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼んで書画の題材としていたそうでして、日本では青々とした常緑樹で不老長寿を思わせる松が平安時代からおめでたいものとされ、その後室町時代になってから、節目正しく真っ直ぐ伸びて風にも強い竹が縁起のいいものとして重宝がられます。さらに江戸時代に入ってから、冬に花を咲かす梅もめでたいものとなり、特に新春を彩るものとして定着していきました。これは初耳。
つまり、縁起のいいおめでたいものとして、その時系列が順番に反映されて「松竹梅」となったため、本来この3つに序列などはありません。
松が一番上等というわけでないんですねぇ……
すし屋や鰻屋でこの話をしたら、松の値段が下がったりして(それはないか)。