綿矢りさのインタビューは、「自然体」すぎてつまらなかった。
2006年 01月 21日
綿矢 りささん(早稲田ウィークリー)
*ネタ元:小心者の杖日記
現在は次回作を執筆中。「両親は私の本を読んでくれたみたいだけど、友だちは最近になってチェックしてくれているという感じ。弟は読んでないって」。周囲のささやかな反応は早くに「作家」になってしまった綿矢さんへの優しさなのかもしれない。作家を志す数多の人たちが望む賞を十代でふたつも手にした。「これからは、勉強との両立を考えないでいいから、ラク」と、屈託なく笑う。類まれな文才に恵まれた彼女は、あくまでも自然体だった。ふ~ん、「自然体」ねぇ。
自然体っていうか普通、普通っていうか凡庸、というのがインタビューを呼んだ個人的な感想。
ま、それは本人ではなく、インタビュアー(学生?)のせいかもしれないけれど。
もう少し「ひっかかりのある言葉」を引き出せなかったのかねぇ。