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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

綿矢りさのインタビューは、「自然体」すぎてつまらなかった。

芥川賞受賞後初の書き下ろし『You can keep it.』を上梓
綿矢 りささん
(早稲田ウィークリー)
*ネタ元:小心者の杖日記
現在は次回作を執筆中。「両親は私の本を読んでくれたみたいだけど、友だちは最近になってチェックしてくれているという感じ。弟は読んでないって」。周囲のささやかな反応は早くに「作家」になってしまった綿矢さんへの優しさなのかもしれない。作家を志す数多の人たちが望む賞を十代でふたつも手にした。「これからは、勉強との両立を考えないでいいから、ラク」と、屈託なく笑う。類まれな文才に恵まれた彼女は、あくまでも自然体だった。
ふ~ん、「自然体」ねぇ。

自然体っていうか普通、普通っていうか凡庸、というのがインタビューを呼んだ個人的な感想。

ま、それは本人ではなく、インタビュアー(学生?)のせいかもしれないけれど。

もう少し「ひっかかりのある言葉」を引き出せなかったのかねぇ。
by aru-henshusha | 2006-01-21 13:26 | 本・出版