編集者は、編集者に恋をできるか?
2006年 02月 03日
こんな仕事をしていると、同業者さんと会う機会がけっこうあります。
その中にはキレイな女性、魅力的な女性もいます。
僕も、とある飲み会で、この人はキレイだなーと思う人に会ったことがあります。
べつに「好み」とかではなく、ふつうに魅力的な女性だなと思ったんです。
ところが先日、その人が作った本を、偶然、書店で見つけてしまったのですね。
それがまた、平たく言えば、しょぼい本なんです。
パラパラ読んだだけで、「あぁ、テキトーに作ったね」というのがわかる本。
いや、その人の名誉のために言えば、本人はテキトーに作る気がなかったんでしょうけれど、どうも著者の都合でそうならざるをえなかったようで。
結果として、手抜きっぽさ満点の本ができあがってしまっている。
で、この本を見てしまってから、僕の中で、その人の魅力が2割ぐらいダウンしてしまいました。
その人がキレイな人っていう認識は変わりませんが、そこに「あのしょぼい本の人」っていうイメージが付随してしまって。
他の同業者さんはこんなこと気にしないのかもしれないけれど、僕はどうしてもそういうことが気になるたちなんですよね。
相手が編集者である以上、その人がどんな仕事をしているか気になるし、その仕事ぶりを見ては色々考えてしまう。
もちろん、僕だってしょぼい本はこれまでたくさん作ってきたし、今後も不本意ながら作ることがあるでしょう。
その意味でも、もし同業者さんと付き合うようなことがあったら、毎回、自分の仕事と相手の仕事を比べて一喜一憂しかねない。
仕事に関係あるものを見ると、ついつい仕事を思い出してしまうんでしょうね。
我ながら、因果な性格だこと。
そんなわけで、(僕という)編集者は、同業者さんにそういう感情をもつのが難しいんだろうなぁという発見でした。
相手を選べるような立場じゃないんですけどね……

