ライブドアパブリッシングは、生き残れるだろうか?
2006年 02月 03日
ホリエモン本 宴終わって・・・(YOMIURI ON-LINE)
最も大きな影響を受けたのは、ライブドアと幻冬舎グループの合弁会社、ライブドアパブリッシングだ。そもそも、思っている以上に儲かってないと思うんですよね、この会社。
書き手の確保が難しくなって2月以降の新刊刊行を見合わせ、堀江容疑者の著書などライブドア関連の既刊6冊は出荷をストップした。
同社は昨年2月、ブログの書籍化などを目的に設立。これまで38冊を刊行し、小規模ながら、ネット時代に対応した新時代の出版社として期待は大きかった。
1周年を前に事業拡張を予定していた親会社の幻冬舎経営企画部は、「書き手や読み手の心を戻すのは難しい。今後、ライブドア自体の責任が問われれば、提携の解消もありうる」と困惑を隠さない。
ここの売れ筋って、ライブドア関連本や、かけ算の本だと思うんですが、それ以外の本のほとんどは(リアル書店から類推するに)大惨敗でしょう。
しかも、これからはライブドア関連本は出せないだろうし、普通の書き手は寄り付かない。
素人相手のプライベート出版(いちばん儲かる)だって、この状況でのこのこカモがやってくるとは思えない。
それで新刊刊行まで見合わせたら、八方塞がりじゃないですか。
もともと、「長く売(れ)る本」を作れる会社ではないと思うので、いったん走るのをやめるとかなりキツいと思います。
ライブドアパブリッシングは、生き残れるんでしょうか?
また、生かしておく気が、幻冬舎にはあるんですかね。