編集者に本当に必要なのは、コミュニケーション能力。
2006年 02月 07日
もちろん、企画力とか構成力、言葉のセンス、デザイン感覚だって大事なんだけど、何より「コミュニケーション能力」がないとキツいわ、この仕事。
編集者って、ヘタしたら、原稿やゲラをいじってる時間より、著者と打ち合わせしたり、ライターと取材したり、あるいは上司や営業と相談・交渉してる時間のほうが長いじゃないですか。
だから、コミュニケーション能力が乏しい人だと、なかなか満足のいく仕事ができない。
一口に「コミュニケーション能力」といっても、伝える力、聞く力、交渉力、なだめ・すかしの技術といろいろある。
で、そういった能力を要所要所で発揮しないと、思わぬトラブルが起きたり、イメージどおりのものに仕上がらなかったりして、いらぬ手間がかかる。
それらの収拾・修正に費やす時間を、もう少し本づくりに注げたらな~と、近頃とみに思うわけで。
まあ、もともとコミュニケーション能力、かなり低いんですけどね。
いまさらながら、この仕事、向いてないよなぁ……