「普通、世界一目指しません?」(はい、目指しません)
2005年 01月 21日
この発言の主は、やはりというか、堀江貴文だ。
今週の「R25」のロング・インタビュー内での言葉である。
僕は、こんなことをサラリといえる彼が、好きでもあるし、嫌いでもある。
好きな理由は、彼がこういえるだけの才能を有していると思うから。
嫌いな理由は、彼はきっと、他人の気持ちがわからない人だから。
「堀江貴文の普通」は、「みんなの普通」ではない。
世間的には特異である自分の価値観を「普通」といいきるのは、傲慢である。
彼には「他人」が見えていないし、多分見ようともしていない。
頭の中身が、「アメリカ式」にすぎる。
moeさんのブログの記事にもあるように、いわゆる起業家(とくに若手)には、堀江貴文と似たような人種が多いと思う。
R25☆堀江貴文
だから僕は、起業家という人種が、好きでもあり、嫌いでもある。
そして、彼らの本を作る気には、いまだなれない。