「タイトル先決め文学賞」に、本当に面白いタイトルは集まってきたのか?
2006年 05月 10日
面白いタイトル候補が集まったというのですが……
「タイトル先決め」の携帯文学賞、候補となった面白タイトルは (2/2)(ITmedia)
どうなんですかねぇ、これ。
ストーリーの全容が見えないというのもあるんでしょうけれど、タイトルだけ見て「読みたい!」と思ったものは、あまりないような。
なお、気になった点が2つ。
1 意外性を狙った「足し算タイトル」が多い
例)薄型パパ、5才のプロポーズ、猫がくわえてきた奇跡、幕の内弁当的存在者
ただし、意外性の基準がベタかもね
2 どっかで見たようなタイトルが多い
例)99%の嘘と1%の性(さが)、五秒では長すぎる、タテ書き男とヨコ書き女、無添加BOY 着色GIRL
なんか見たなぁって感じ。元ネタの言葉を入れ替えただけ?
そんなわけで、この文学賞にたいして、俄然興味を失ったある編集者なのでありました。