新人記者は真似てはいけない、日経記者のダメダメ・マナー。
2006年 06月 15日
日本経済新聞社 消費産業部の記者(ポットの日誌)
経緯をざっくりまとめたうえで、新人記者向けの注釈を(全部当たり前のことですが)。
1 日経記者の某氏、記事制作に関して伏見憲明氏に質問したいことがあると、ポット出版にメール(沢辺氏が対応)。
しかも、返事はできればその日中にほしいと。
(注1 締め切りまでのサイクルが短いので1日で答えがほしいのもわかるが、相手だって1日丸々あいてるわけじゃないし、できれば避けたい。
どうしようもないときは、「本当に申し訳ないオーラ」を出すこと。1日で答えるのが当然、みたいな態度は最悪)
2 伏見氏、その日のうちに日経記者へ回答。
2日後、該当記事は出たが、日経記者から音沙汰なし。
(注2 掲載紙が出たら郵送、それが困難な場合該当ページFAXが基本。
後述するけど、質問の回答が盛り込めなくても、記事が出たぐらいは言おう)
3 数日後、沢辺氏、記事掲載の確認等についてメール。
日経記者、シカト。
(注3 ここで電話1本いれとけば、まだ丸く収まったのかもしれないが……
スルーしていいメール・いけないメールの区別がつかないのは、社会人として致命的)
4 数日後、沢辺氏、直接電話。
日経記者、「伏見さんには、参考になる話を聞けなかったので……」の名台詞。
(注4 回答を記事にうまく盛り込めなかったからといって、何の連絡もしないのはマズい。
相手はその後どうなったか気になってるのだし、「紙幅の関係でうまく盛り込めず、済みません」とでも言っておけば印象が全然違うのに)
5 2日後、やっと掲載紙のFAX来る。
「ご参考までにお送りいたします。
何らかの引用などをお考えの際は、弊社、著作権管理センターまでご一報ください。
よろしくお願いします。」の名台詞2。
(注5 グダグダ著作権のことなど書く前に、まず謝るべし)
というわけで、1~5まで「フルコース」でやる人はなかなかいないと思うのだけど、新人記者(雑誌含む)は他山の石としてください。
記者と編集者はお互い仲良くしておいて損はないのだから、ちょっとの手間を惜しんで、敵を増やしたりしないように。