『鏡の法則』は、「はてなの力」で売れるのか? 僕が興味あるのはそれだけだ。
2006年 07月 03日
鏡の法則(ハンカチを用意して読め!)
上の記事は、はてなブックマークで多くの人からブックマークされている。
そして、上の記事(というか「鏡の法則」自体)にたいして批判的な記事もポツポツ出始めていて、やはりそれなりに読まれているのだろう。
で、僕としては、正直、「鏡の法則」自体にはあまり興味がない。
僕が唯一興味があるのは、この騒動によって、すでに発売されている『鏡の法則』の書籍のセールスにどんな影響があるかだけだ。
今回の騒ぎは、著者や版元が意図して仕掛けたわけではないだろう。
むしろ、関係者の意図と離れたところで勝手に盛り上がった騒動だからこそ、その影響がセールス的に吉と出るのか凶と出るのか見てみたい。
(批判的な記事が多いからといって「凶」と出るとは限らない。
批判の記事が書かれたことによって、かえって「怖いものみたさ」で本を買う人もいれないしね)
ただ、残念なのは、「鏡の法則」が書籍化されていること自体、はてな界隈ではそれほど知られていないように見える(あえて、そこにふれてないだけかもしれないが)。
となると、今回の騒動は、書籍や書店とは切り離され、あくまでネット上で消費されるにとどまるかもしれない。
まあ、それはそれで、ネットにおける本の仕掛けを考える材料になるかもしれないが。
*ちなみに紀伊國屋のデータを見る限り、ここ数日の売り上げは微増。
その微増は、たんに休日だったからだと思われる。
追記
余談だが、僕自身が「これは許せん」という書籍に出あった場合、よほどの例外を除いて徹底的に無視すると思う。
(間違ってもブログで取り上げたりはしない)
下手に記事にして、その本に興味をもつ人が増えたりするだけでも癪なので。