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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

リクルートやベネッセは、はたして出版社なのか?

先ほどWikipediaでリクルートの項目を見てたら

就職・転職関係を始めとする各種情報誌を中心に出版している、日本の出版社

と説明されており、すこし違和感を覚えた。

いや、もちろん、数多くの雑誌を出版しているのは僕だって承知してるのだけど、

「リクルート=出版社」

なのだろうか?

僕はリクルートという会社は、

雑誌も出してる(あるいはメディアを持っている)広告代理店

といったイメージでとらえていた。

まあ、それが正しいかどうかはさておき、ほかにも出版社というジャンルに収めづらい(あるいは収めるのが間違いだという)会社はいくつかある。

以下に例を載せるけど、こういう会社を「出版社」だと思って採用試験を受ける学生は、入社してからギャップに苦しんだりすることもありそうだ。
(その前に面接で落とされそうだけど)

・ベネッセ事業内容
*僕の勝手なイメージ:広い意味での「教育」企業

・中央出版
事業内容
*僕の勝手なイメージ:つらい思いをしながら教材を売り歩く会社

・翔泳社
事業内容
*僕の勝手なイメージ:出版よりもITで食っていけたらいいなぁと思ってる?

・きこ書房事業内容
*僕の勝手なイメージ:出版社というか成功の「伝道者」?

・ぎょうせい事業内容
*僕の勝手なイメージ:よく知らないけど、お役所の遠い親戚ですか?

ま、このほかにも色々ありそうだが。

これからの時代、出版メイン(orオンリー)で食っていくのも大変そうだし、出版社と言い切れない出版社が増えていくのかも。

自分がそういう会社を望んでいるかはべつにして。
by aru-henshusha | 2006-08-13 00:21 | 本・出版