リクルートやベネッセは、はたして出版社なのか?
2006年 08月 13日
「就職・転職関係を始めとする各種情報誌を中心に出版している、日本の出版社」
と説明されており、すこし違和感を覚えた。
いや、もちろん、数多くの雑誌を出版しているのは僕だって承知してるのだけど、
「リクルート=出版社」
なのだろうか?
僕はリクルートという会社は、
「雑誌も出してる(あるいはメディアを持っている)広告代理店」
といったイメージでとらえていた。
まあ、それが正しいかどうかはさておき、ほかにも出版社というジャンルに収めづらい(あるいは収めるのが間違いだという)会社はいくつかある。
以下に例を載せるけど、こういう会社を「出版社」だと思って採用試験を受ける学生は、入社してからギャップに苦しんだりすることもありそうだ。
(その前に面接で落とされそうだけど)
・ベネッセ(事業内容)
*僕の勝手なイメージ:広い意味での「教育」企業
・中央出版(事業内容)
*僕の勝手なイメージ:つらい思いをしながら教材を売り歩く会社
・翔泳社(事業内容)
*僕の勝手なイメージ:出版よりもITで食っていけたらいいなぁと思ってる?
・きこ書房(事業内容)
*僕の勝手なイメージ:出版社というか成功の「伝道者」?
・ぎょうせい(事業内容)
*僕の勝手なイメージ:よく知らないけど、お役所の遠い親戚ですか?
ま、このほかにも色々ありそうだが。
これからの時代、出版メイン(orオンリー)で食っていくのも大変そうだし、出版社と言い切れない出版社が増えていくのかも。
自分がそういう会社を望んでいるかはべつにして。