週刊誌はこの時期、なぜ「ワイド特集」をやりたがるのか?
2006年 08月 19日
合併号となると各誌、ワイド特集が定番だ。なるほど、週刊誌の中吊りを見るたび、「なんで、いまごろこのネタを?」と思っていたのですが、むしろ鮮度がないネタだからこそ2週間もつというワケですね。
『週刊文春』(8月17・24日夏の特大号)「追跡ワイド あの人はいま」33本。『週刊新潮』(8月17・24日夏季特大号)「そして地獄の日々」18本。『サンデー毎日』(8月20・27日号)「女たちの灼(しやく)熱地獄」20連発。そして、あの『アサヒ芸能』(8月17・24日合併特大号)までもが「炎天下のヒヤ汗男女23人」。
なぜ合併号はワイド特集なのか。誌面がにぎやかになる、取材が比較的カンタン、読みやすいなど理由はいろいろがあるが、要は2週間、ネタが腐らないからなのだ。
個人的には、このてのワイド特集は嫌いではないです。
というより、「総力特集**ページ」なんて記事のほうが、かえって中身がスカスカで肩透かしを食らわされたりするもので……