『嫌韓流』に続き『嫌日流』も出版する、晋遊舎の節操のなさに学べ?!
2006年 09月 15日
『嫌韓流』を出刊した日本の晋遊舎が韓国の漫画家キム・ソンモ(37)氏の『嫌日流』を10月末に出版する予定だということで話題を集めている。上のニュースを知って、「節操ねーなー」と思った人も多いでしょうが、この<節操のなさ>は(とくに小さい出版社は)学ぶべき点なのかもしれません。
キム氏と晋遊舎側は11日、第1版2万部で、この本の日本出版契約を結んだ。2冊にわたって販売部数60万部を突破した『嫌韓流』を出した出版社が『嫌日流』を発行するのは意外でもある。
出版社のなかには、「ウチはこういう本は絶対に出さない」と<禁じ手>を決めているところもありますが、そうやって選択肢を自ら狭めていると、だんだん先細りになることがあるのも現状です。
その意味では、「このジャンルの本は出さない」とか「前に出した本と矛盾するから出さない」なんて言わず、ときには節操のなさを発揮したほうがいい場合もあるのでは?
ちなみに、晋遊舎がこの本を出す理由は、
「晋遊舎が『嫌日流』を出すことは、まず商業性のため。『嫌韓流』関連書籍が基本的に日本国内でたくさん出回っている。2番目は『嫌韓流』を出した後、日本国内で形成された右翼出版社というイメージを払拭させるために正反対の性格の本を出す」と著者のキム氏は言っています。