31歳で年収540万円もらえる編集者って、どれだけいるんだろう?
2006年 10月 26日
それに比べれば、かわいい額なのかもしれませんが。
不定期シリーズ 数字を考える① 編集者の年収539.8万円
(プチ美人編集者TKのビジネス書裏ブログ)
この記事で紹介されている調査によると、編集者・記者の平均年収は、
「539.8万円」
なのだとか(回答者平均年齢は31.2歳、すべて女性)。
いやいや、これって、けっこうな高給だと思いますがねぇ。
「日経ウーマン」調べらしいので、日経系の記者と編集者の平均とっただけじゃないか、なんてあらぬ想像をしてしまいます。
当ブログでもことあるごとにふれてきたと思いますが、出版業界は給与・福利の面で、かなりピンキリです。
どの時点での年収を比べるかにもよりますが、大手と零細では同時期に4倍以上の差がついてもおかしくありません(使える経費の額を含めると、もっと格差は広がるでしょう)。
だから、正直、「編集者って稼いでるよ」的なイメージがつくのは、中小の版元の人間にとってはいいメイワクなんですわ。
「時給換算したらマックのバイト以下なんだけど、それでも本が好きだから頑張るしかないか」っていう編集者は、思いのほか多いはず。
本当に稼ぎたいなら、出版なんて(大手や一部専門版元以外は)来ないほうがいいよ、学生さん。