「わかる」タイトルがどれだけ蔓延してるか、本当によ~くわかった。
2006年 11月 09日
[出版] 「わかる」タイトル(ママさん編集者のぶらぶら日記)
僕自身、これまでに何冊か「わかる」タイトルをつけた本があります。
ときには、それ以外の言葉で言い換えたくなるんだけど、正直、けっこう難しいんです。
(参考:シソーラス(類語)検索で「分かる」を検索すると、よくわかります)
また、「わかる」を言い換えることで、かえって読者との距離が離れる危険性もあるんですよね。
(かりに、『よくわかる 本の作り方』というタイトルを、『会得! 本の作り方』なんてやっても、「はぁ?」って感じでしょう)
というわけで、「わかる」タイトルはこれからも蔓延することでしょう……
(どうしてもイヤなら、「わかる」自体とっちゃうとかね。上の例なら『本の作り方』だけにするとか。
そうすると、「岩波新書じゃねぇぞ、ウチの本は」なんて突っ込まれそうだけど)