幻冬舎の見城社長は、こんなに恥ずかしいあだ名で呼ばれてたらしい。
2007年 01月 26日
(株)幻冬舎 代表取締役社長 見城徹 前編1 — 独立・起業なら ドリームゲート
学生のころ、他人がとても怖かったんだよ。自分の容姿に自信がなかったし、いつも陰で誰かに笑われているような気がしてた。自意識過剰だったのかもしれない。周囲の目がいつも気になってたから。僕の名前が見城でしょう。それで同級生たちから「検便、検便」なんて呼ばれてさ。気づかないふりをすればいいものを、つい振り向いちゃうからまた標的にされる。それから休み時間にトイレに行けなくなってね。ほら、休み時間って廊下にみんながよくたむろするじゃない。そいつらの前を通ってトイレに行くのがいやなんだよ。また、はやし立てられそうで。授業中、ずっと我慢するわけ。つらいよね。それにしても、「けんじょう→けんべん」となるのは子供らしい発想ですが、「ベランダエッチ」という造語感覚には驚きです。
ほんと、このころはいい思い出がほとんどないね。たぶん小学校6年だな、あれは。目の前を通りかかったある女の子のスカートに、偶然、僕の手がかかっちゃって、彼女のスカートがベランとめくれた。それから僕のあだ名は「ベランダエッチ」。ちょうどエッチという言葉が流行り始めたタイミングだったから、それはもうすごい屈辱でさ。
スカートが「ベラン」とめくれる、というのも新鮮な擬音だと思うのですが……