高橋がなりに見る、プロの条件。
2005年 02月 04日
「性欲番付」という企画を考えました
ある素人が「性欲番付」というAVの企画を考え提案しているのだが、それに対するがなり氏の回答の厳しいこと厳しいこと。
ふだんは、どんな相談にも、いくらかの愛をこめて答えるがなり氏だが、今回はまったく愛がない。
詳しくは記事を参照してほしいのだが、この厳しさは、ある意味大人気ない厳しさである。
しょせんは素人が考えた企画の真似事。もうすこし優しく対応してあげてもいいのに、と思う人もいるかもしれない。
だけど、こういう姿勢が、やはり「プロ」には必要なんだと思う。
長年それで生活してきた人間が、シビアな見方をするのは当然のこと。
しかも、仕事であるからにはお金がからむ。
提案者が素人であろうが玄人であろうが、企画を出す以上、それは真剣勝負である。
「ダメなもの」に「ダメだ」と言うのを、躊躇する理由はない。
こと仕事に関しては、必要以上に大人になることはない。
妥協するべき点は妥協すればいいが、これだけは譲れないという点は、何があっても死守するべきである。
プロは、ちょっと頑固なぐらいがちょうどいい。
柔軟すぎる人間が作ったものは、えてして歯ごたえがない代物である。