「出版までの実況中継ブログ」、告知効果はどれぐらい?
2007年 02月 09日
よしたにの出版できるかなぁ
不勉強で著者の方を知らないのだが、この方が本を出すまでの過程を
これは、なかなか面白い試みではないか。
もちろん、これまでにも、著者自身のブログで、本が出るまでの過程が書かれることはよくあった。
でも、その試みに(担当編集者はともかく)出版社が積極的に参加することは、それほどない。
というのも、出版社って(伝統的に?)「出た後勝負」みたいなところがよくあって、「本が出る前」の告知やPRは結構手薄だったりする。
まあ、出版社としても編集者としても、年間計画の中の一冊だから、出版前にそういったことに割けける(おおむね時間的)余裕がないという事情もよくわかるのだが、これぞという一冊については、こういった「出版前の告知作業」も必要だと思う。
そして、経済的な面を考えれば、ブログはそれに適した媒体だろう。
ただ、同業者としてはどうしても、こういったブログの告知効果が気になるところだ。
今回のブログはすでに話題になっているようだけど、ヘタをすると<「告知のためのブログ」の告知>がうまくいかず、読者がほとんどいないこともありうるので。