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ある編集者の気になる人・事・物を記録したブログ。ときおり業界の噂とグチも。


by aru-henshusha

仕事が劇的に速くなる、たった1つの方法。

前にもちょっと書いたように、僕はいま諸事情により、自分のキャパを明らかに超えた仕事量をこなさなくてはいけない状況にある。

それゆえ、「どうすれば、もっと仕事が速くなるのか」という問いが常に頭の中にあったのだけど、最近ようやく1つの答えが見えてきた。

それは、仕事が速くなるためには、

考える(あるいは迷う、悩む)時間をとにかく減らす

ということである。


他にもそういう仕事はあるだろうけど、「編集」という仕事はとくに、考えている時間が占める割合が高いものだ。

企画を考える、本のタイトルを考える、カバーのデザインを考える、本文のレイアウトを考える、各章・項目の見出しを考える……

へたをすると、1日の大半が「作業」よりも「思考」で占められる日だってある。

だからこそ、この「思考」の時間を減らせば、個々の作業のスピードを速める(といっても高が知れているけど)よりも、使える時間が劇的に増える。


と、サラっと書いてはみたけれど、「思考」の時間を減らすのも、なかなか難しい。
考える時間を圧縮しつつ、数々の選択肢・可能性の中から、「正しい」と思われる答えを選び取るのは大変である。

それでも、「ああでもない、こうでもない」と迷ってやるべき仕事の方向性がいつまでも決まらないよりは、違うと思った選択肢は思い切って捨て、とりあえずの方針を決めて動き、方向性がずれていると感じたつど、修正を重ねる

このやり方のほうが、結果として、より短時間で質としては同程度の仕事ができるのではないか、という結論に僕は思いいたった。

中には、ぎりぎりまで粘って考えたほうがよりいい仕事(アウトプット)ができる、という人もいるだろうし、そういうスタイルを否定する気もない。

ただ、そのやり方では、大量の仕事をとにかく短時間でこなさなければいけない、という場面に遭遇したら対応しきれないだろう。


ここに書いたことは、あくまで僕がいまの仕事の中で導き出したものだから、万人向けかはわからない(仕事の内容によって、だいぶ違うはずだ)。

とはいえ、同じようなことは、たぶん何度もビジネス書などの中で語られてきただろうし、一定の効果はあると思う。

最後に、参考までに、ある経営者の言葉を引用しておこう。
グリーの田中社長:
「とにかく意思決定は、決定に至るプロセスさえ間違ってなければ、出来るだけ早く結論を出して即実行することが大事なんです。仮にそれで失敗しても、またそこからやり直せばいいだけですからね」「仕事が速くなる」技術

by aru-henshusha | 2007-04-21 10:31 | 商品・企業・仕事